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佐「すっげー！まじすごい！」
「はは、そんな褒めてもらうとうれしいです」
佐「やっぱプロって違うんだなぁー、ここの塗り方とかさ、やばいね」
まだリビングのところでわちゃわちゃしてる佐久間とAちゃんを横目に、俺はテレビの前の大きいソファーに沈む。
少し前に帰ってきた隣に座る翔太は、そんな2人がちょっと気になるのかちらちらとさっきからAちゃんたちを横目で見てて。
そんな翔太に俺は向こうにいる2人には聞こえないくらいの声を投げかける。
『なぁ』
渡「…ん？なに」
『俺ってAちゃんに嫌われてんのかな』
渡「は？」
俺の言葉を受け取った翔太が、なに言ってんの？という顔でこっちを見た。
『いやー、なんかやっぱ避けられてる気がすんだよなぁ』
いま佐久間の横でにこにこしてる彼女は、画面を覗き込んで佐久間と近づいてる距離を気にしているようではないのに。
やっぱおかしいよな、さっきの。
なんで俺の時だけあんなに過剰反応すんのかねぇ。
彼女がここにきて早1ヶ月。
なんでか俺と彼女との間にできてしまっているこの微妙な距離を詰めようと模索はしていたけど、
彼女の俺への態度は、他の2人とはやっぱりちょっと違うような気がする。
渡「別に嫌ってはねーと思うけど、」
『そう？』
渡「あいつ前に言ってた、お前と話すとき緊張するから無意識に距離とってるかもって。」
『緊張？なんで？』
渡「しらないけど、なんかあんじゃねーの？相性とか、そういうの」
……相性、ね。
『へー、じゃあ翔太とは相性いいんだな』
渡「は？」
『だって仲良いじゃん、お前ら』
Aちゃんは最近、翔太と話している時間が増えたような気がする。
しかもAちゃんの方から話しかけてるのをよく見る。
渡「別にそんなんじゃ、」
『おっとー、照れてんの？』
渡「っ、…めんどくせー」
話しかけられて翔太も満更じゃなさそうなの、俺は気付いてんだからな？
これ以上言ったら拗ねそうだから言わねーけど。
『もうあれかな、一周回って俺のこと好きとか？』
渡「おめでたい頭だな」
『はは、じょーだんだよ。Aちゃん彼氏いるっぽいし』
渡「……………は？」
軽く言ったその言葉に、翔太が目を見開いた。
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彩花(プロフ) - 初めまして！私は渡辺派なので少しでも絡みのある回を見ると勝手に微笑んでしまってます笑 続編楽しみにしてます！ (2023年4月10日 0時) (
レス) id: 7fda05ffd5 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 咲里以さん» ジリジリすぎて大丈夫かな？と思っていたので、そのように言っていただけて安心しました、！ありがとうございます、頑張ります！ (2022年6月29日 17時) (レス) id: 1ae247aadb (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - ここあさん» 更新遅くて申し訳ないです、、そう言っていただけて嬉しいです、！ (2022年6月29日 17時) (レス) @page36 id: 1ae247aadb (このIDを非表示/違反報告)
咲里以 - 初めまして！ジリジリ進んでるような違うような…ムズムズきゅんしています。続き楽しみにしているので、主様の無理ない範囲で更新待っています！ (2022年4月13日 2時) (レス) @page34 id: d6172fab00 (このIDを非表示/違反報告)
ここあ - 続きがすごく見たくなりました！！ (2022年4月1日 2時) (レス) id: 5e0c35ed0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆき
| 作成日時：2020年12月1日 20時
