4. 少女の実力+ ページ5
作者から理不尽なお知らせです。
この度、キーワードに『愛され』が追加されました。
そんなの嫌だ！という方、本当にごめんなさい。
改めてこれからよろしくお願いします。
＊＊
最初はどこか他人行儀だったAも、今やすっかりキバナに打ち解けていた。
そのクールな容姿や言葉遣いとは裏腹に、近寄ってみると案外人懐っこいのがAである。
ベンチに腰かけた3人の近くでは、フライゴン達が赤いポケボールで遊んでいた。
「あっ、キバナさん、何タイプ使いなんです？
さっきダンデさんが教えてくれなかったので教えてください」
ふと思い出してAが問う。
教えてくれなかったことを根にもっているようで、じとりとした視線を誰かさんに送る。
誰かさんは気まずそうに目を逸らした。
「オレさまはドラゴンタイプだぜ！
そう言うAは何タイプなんだ？まさか同じとかじゃないよな」
「私はじめんタイプですよ……、ちなみにバトルは得意な方です」
そしてカロスでジム巡りをしていた時は楽しかったなぁ、と呟く。
あの頃は強く、遠かった兄の背中をがむしゃらに追い続けていたA。今でもその実力には敵わないが、僅差にまで持ち込めるまでに成長していた。
へぇ、とキバナは声を漏らす。
そしてそれを聞いていたダンデは、さも名案を思い付いたと言うように2人にある提案をした。
「そうだ、キバナとAでバトルしてみたらどうだ？
Aは強いんだぜ！」
確かにリーグまでは行かなかったが、その実力は本物である。
ダンデは一度、Aとバトルしたことがあった。その強さは保証済みだ。
「ふーん、ダンデが言うのかよ……A、一戦やってみるか？」
ちらりと自分よりも低い位置のAを見遣り、誘うように訊く。
「ガラル地方のジムリーダーと手合わせ出来るとっても貴重なチャンスなんで、是非お願いします…！」
やはり予想通りと言うべきか、いつになくワクワクした目で了承された。
「よーし、良い返事だ」
言うが早いがキバナは立ち上がり、広めの空地へと歩いて行った。
「じゃあ審判はこのダンデがするぜ！」
チャンピオンを審判に使うって、何か贅沢ですねとAは笑い、ボールを手中に収めた。
「私、やるからには勝ちに行きますよキバナさん……っ！」
「なら、なおさら負ける訳にはいかないな！絶対オレさまが勝つ！！」
ガラルで初めてとなるバトルに、Aの心臓は強く高鳴っていた。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 私ポケモンとポケモンにでてくる人達全員推しなので嬉しいです！Ｎ出てきただけで泣きそうです……出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。更新楽しみにしてます！ (10月20日 17時) (
レス) @page15 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
レイン - そうなんですか、大変ですね。いつでもエエので更新待ってます！落ち着いてからでエエので！ (2020年3月10日 17時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
霜月千弦、 - レインさん» ポク…あ、ポロックですかね？作者はそれしか思い付かないです。ポロックモンスターとは(笑) (2020年1月2日 1時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 霜月千弦、さん» すみません、ポ『ケ』モンがポ『ク』モンになっていました。ポクモンとは ？笑 (2020年1月1日 21時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
霜月千弦、 - レインさん» 作者は歴代キャラ好きなのに小説が無い…と思っただけで自己満足用なのですが、面白いと言っていただけて嬉しいです！！これからも頑張ります！ (2020年1月1日 17時) (レス) id: a103d81c3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜月千弦。 | 作成日時：2019年11月20日 23時
