赤と白 9 【ヒロアカ】 (ページ46)

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オールマイト「こちらこそ力になれずすまなかった、緑谷少年！！！」

オールマイトはそう言って頭を下げた。

オールマイト「決戦の日はおそらくもうすぐそこだ。心労をかけてすまなかった」

私たちにも同じように謝った。

オールマイト「詳しい話は避けるが、情報を得ている。近いうちにわかる。総力を以てあたる。私も…この身でできることなど限られているがそれでも＿」

緑谷「オールマイト！トンカツ弁当とても力になりました！僕はきっとオールマイトから離れてしまったからあんなふうに…だから、一緒に守りましょう！」

オールマイト「…ありがとう」

そう話してオールマイトは寮から出ていった。

お父さんに用があるらしい。

砂藤「エンデヴァー達は雄英入らないのかな」

『無理デショ。荼毘がチラつくし。』

私は掛け布団を持ってきてソファで寝てしまった緑谷にかける。

焦凍「荼毘の兄妹、エンデヴァーの子。内心ではきっと俺たちの存在も未だ不安だろう」

切島「家庭事情で＿＿悔しいよなぁ、轟双子がなにかした訳じゃねぇのになぁ」

焦凍「したよ＿＿血に囚われて」

『事実から逃げて原点を見失った。』

焦凍「でも今は違うから、違うってことを証明する」

そう言って私の頭に手を乗せた焦凍

焦凍「みんなに安心して貰えるように」

『ちょ、やめて。頭触んないで』

焦凍「ふっ…」

『は？何その顔。ムカつく。』