赤と白 3 【ヒロアカ】 (ページ3)

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死柄木「ちょうどいい。爆豪と轟の拘束を外せ」

『…誰？』

荼毘「俺は荼毘。今外してやるよ。…トゥワイス、そっちやれ」

トゥワイス「は！？俺！？嫌だし！！」

嫌と言いながらもトゥワイスと呼ばれた男は

爆豪の拘束を外していた

私は荼毘という男に外してもらっている

『…』

荼毘「…………………その指輪、いいな」

『！…あげないから』

これは燈矢にぃから貰った

大切な指輪

誰にもあげない

荼毘「別にいらねぇよ。そんな玩具」

『…』

荼毘「いつか、本物を持って迎えに来てやろうか？」

『…え…』

＿いつか本物の指輪を持って迎えに行くからな

不意に燈矢にぃの言葉を思い出した

違う。こいつは違う

燈矢にぃじゃない

だってこんな顔じゃない

こんな髪じゃない

こんな

こんなんじゃない

燈矢にぃは

優しくて

荼毘「…なぁんてな、敵がヒーローを迎えに行くわけないだろ。ほら、外れたぞ」

そう、だよね

『(こいつは、燈矢にぃじゃない)』