検索窓
今日:29 hit、昨日:33 hit、合計:29,765 hit

20 ページ20








手塚くんの勝利でランキング戦が終わった。



レギュラーから落ちてしまった桃城くんは


あれから3日間、部活に来ていない。

部室のロッカーに"桃城"と書かれたレギュラージャージが畳んで置かれていた。


堀尾「いよいよ次は関東大会か」


カチロー「でも桃先輩が3日も姿を見せないなんて…よっぽどレギュラー落ちたの効いたんだろうなぁ」

堀尾「もしかして部活やめちゃったりして!」

カツオ「ちょっと!縁起でもないこと言わないでよ!」

堀尾「だってよ、あの日桃先輩レギュラージャージ畳んで置いてったらしいぜ」

カチロー「リョーマくんはどう思う?」

越前「さぁね。そのうち戻ってくるんじゃないの。ほっとけば」



何となく、部内の雰囲気が悪い気がする。



『いちねんせーい、お話してないで散らばったボールしっかり集めて』



カツオ「あ!すいませんっ!!」


カチロー「あ、あの…A先輩はなんも思わないんですか…?」

『それは…』


大石「コラそこ1年!!声が出てないぞ!!」


「「は、はいっ!!」」


やっぱり部内の雰囲気が悪いのは

気のせいじゃないみたいだ。



『…越前くん、ウォーミングアップしてね』


越前「うーす」



越前くんをさりげなく向こうのコートに行かせて


乾「大石のヤツ、相当イラついてるな」

『そう、だね』

不二「彼は人一倍部の事を想っているからなあ。桃の心配をしているんだろうね…ってあれ?乾は?」

『越前くんのところに行っちゃったよ』

不二「ふふ、そっか。……Aは大丈夫?」

『…なにがー?』

不二「いや、なんでもないよ」

21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
356人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:+1 | 作成日時:2023年3月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。