検索窓
今日:40 hit、昨日:44 hit、合計:59,819 hit

ページ10







?「どうして中等部の校舎に子供がいるのよ。貴方の都合で学校を子供の遊び場にされたら迷惑だわ!」


わぁ、初手できついこと言う…


大きな声でびっくりしたのか


みんなが一斉に泣き始めた



竜一「ごっ、ごめんね!今すぐ連れてくから!!みんな大丈夫だから泣かないで!!狼谷、狸塚さん、悪いけど連れて戻るの手伝ってくれる?」

隼「わかった」

『もちろんいいよ』





泣き叫ぶ弟2人を抱き抱え


拓馬「ねえちゃぁ!」

『はいはい、お姉ちゃんだよー』

数馬「ねえちゃ、ねえちゃ、」

『うんうん、そうだねー』


あやしながら保育ルームへ。


狼谷くんすごいな、

顔に思いっきり鼻水ついても

表情ひとつ変えないなんて。


さすがの私も顔面に鼻水はちょっと嫌だ。



保育ルームに連れて戻ると


部屋には気持ちよさそうに寝ている兎田さんが。




子供たちを部屋の中に下ろすと



狼谷くんは思いっきり兎田さんを殴った


兎田「いっで!!隼!?おまっ、年長者に対していきなり何すんだよ!?」



隼「俺は殴りたいやつは殴る」

竜一「狼谷…そのポリシーはちょっと…」

『教育に悪い気がするけど…。』



すると隅っこで落ち込んでいる虎太郎くんが。








兎田「よくわかんないんだけど何があったの?」

『みんなが鹿島くんの後ろを着いてきちゃって周りに迷惑を……。』

兎田「へー。そんでAちゃんはなんで花瓶持ってるの?」

『……あ"…忘れてた』

隼「そういや水換えするんだったな」

『後で水換えて教室戻ろっか』

隼「だな」






虎太郎「…」

竜一「虎太郎、怒られちゃったのは俺が気づいてやれなかったせいなんだから虎太郎が落ち込むことないんだぞ」



?「そんなの当たり前じゃない」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:+1 | 作成日時:2023年3月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。