ピンチですか！？最後は私 ページ9
inモニタールーム・オールマイトside
くじ引きの結果、守美ちゃんがヒーロー、Bチームがヴィランとなった。
正直不安でもあり、楽しみでもある。
切「絶盾が最後かぁ……にしても轟達が相手とは…」
耳「守美の個性って謎だよね」
電「どんな戦いすんだろうな！？」
オ「優秀vs優秀だ！皆しっかり見て学習するんだぞ！」
茶「頑張って……守美ちゃん…！！」
勝「……」
さあ、声援は届かない。助けもいない。
一人でどう乗りきる？守美ちゃん！
緑谷少年と共に培った、君の能力……存分に発揮したまえよ！！
inビル・守美side
建物の見取り図を覚えながら、私は轟君とIチームとの戦いと、昨日の体力テストでの障子君を思い出していた。
守「(轟君の個性は氷結と、熱……いや、炎。あの大規模な氷結…あれは厄介だ。だけど拒絶しやすい。けれど核にダメージがいかないようにしないと……多分その点も採点されるはず。
それに障子君の握力……訓練といえど戦闘OK。先手を打たれたら、拒絶して回復する暇はない)」
私にハンデが多いように見えるけれど、やはりBチームは厄介で、謎が多い。
轟君……あの熱の事が、もっと分かれば。
オ『ハイ、START！！』
守「(深く考える暇はないですね…)」
動きながら考えるしかない。
私はマントの留め具のボタンを押すと、ビルの手前まで歩いた。
するとやはり、入り口からビルの半分まで凍っていった。
咄嗟に入り口から飛び退く。
白く凍り付いた入り口から、轟君が現れた。
轟「入らせねぇよ」
守「退路ではなく道を塞ぎますか……」
でも、上の方は凍っていない。
きっと障子君がいるんだ。
轟「ここで１５分、足止めさせてもらうぞ」
守「では抗います！」
地面を這う氷結が、私に襲ってくる。
…速い！！
守「っう！」
轟「！…これ避けんのか。ならっ！」
間一髪避けた鋭利な氷が、方向転換して襲ってくる…！！
守「っ“
氷槍は、向きを変えて轟君を襲った。
私が跳ね返し、威力も増した氷を、轟君はさらに巨大な氷で破壊する。
守「力の底が知れない……全然本気じゃないってことですか」
轟「コントロールしてるって言ってくれ」
今度は薄い氷層が地面を襲う。
足元を足ごと凍らされていたIチームを思い出した時にはもう、私の足は氷で固められていた。
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咲き(プロフ) - ののいろ系女子さん» か、神作…！！？初めて言われました！すごく嬉しいです頑張ります！！ (2019年1月7日 15時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバい、凄い面白い！神作！ありがとうございます！大好きです！これからも応援してます！ (2019年1月7日 13時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年10月15日 21時
