遅まきです、オールマイト ページ17
オ「いたー！！爆豪少年！！」
守「(オールマイト……！？)」
突風巻き上げて登場したのは、活動時間はどうしたのか、マッスルフォームのオールマイトだった。
肩を片手で掴まれた勝己君は、声にならない声をあげて止まった。止まるしかない。
……今！？このタイミングでですか、オールマイト！？
オ「言っとくけど……自尊心ってのは大事なモンだ！！君は間違いなくプロになれる能力を持っている！！君はまだまだこれから……！」
勝「放してくれよオールマイト、歩けねぇ。
言われなくても！！俺はあんたをも越えるヒーローになる！！」
守「(ああああああああああ
やっぱり空ぶったぁあああああ)」
タイミング！！タイミングのせい！！
せっかく良いこと言ってるのにタイミングがっ！！
ついでに息切れしてるから何となく言葉に威力がッ！！無いっ！！
あ、そう……と言い、何とも言えない表情を笑顔に混ぜて、オールマイトは彼を放した。
何となくいたたまれず、私は両手で顔を覆った。
……っ頑張って、新米教師さんっ！
オ「あ！緑谷少年！何を話していたんだい？」
守「っ！」
緑「あ、オールマイ……
((ｽﾊﾟｧﾝｯ))っとぉ！？」
オ「緑谷少年！？ぇ、守み”ッ
((ｽﾊﾟｧﾝｯ))ぉブッ！！」
守「ちょぉっとお二方にお話があるのですが……よろしいかしら？」
そうだ、私は勝己君を止めるだけじゃない、二人に文句を言いに来たのだ。
いや違うな……叱りに来たんだ。
私の顔を見て、汗をダラダラと流す二人に、私は再びニッコリ笑う。
……私のフォロー相手は出久君だけではないのですよ、オールマイト？
オ「絶盾少女、それはCan youじゃなくてWill youの方かい…？」
守「分かりませんか？」
オ「ワ、ワカリマス」
出「(オールマイトが気圧されてる！！)「出久君？」は、はいっ！！」
守「場所、変えますよ？まさか……私が出てこなかったら、“ここ”で先程の事の報告をするつもりだったわけでは、ないでしょう？こんな所で」
ここは仮にも靴箱の手前、道のど真ん中……放課後にこんなところで個性の事を話すのは……ね？
私の言葉の意図を理解した彼は、頭がもげるのではないかという速度で首を縦に振った。
出「もももちっもちろんです！！」
守「なら早く人気の無い所へ行きましょう。ほら、オールマイトも早く」
オ「はい(ほんと…敵わないよ君には)」
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咲き(プロフ) - ののいろ系女子さん» か、神作…！！？初めて言われました！すごく嬉しいです頑張ります！！ (2019年1月7日 15時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバい、凄い面白い！神作！ありがとうございます！大好きです！これからも応援してます！ (2019年1月7日 13時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年10月15日 21時
