急なシリアス回 ページ12
A視点
私はさかたんに告白されて 泣いていた
少女漫画とかだったら 嬉しい、とか 恥ずかしくなって話せなくなったりするけど…
私は 過去の出来事に囚われていた。 そんな酷いことでもなかったけど、当時の私は 酷く傷ついた。今もその傷は残っている。
貴「(〃’σ`ゴクゴク.. お兄ちゃん、私ね、 さかたんに告白されたの」
私は素直に話した
ラ「……へ?さ、さかたに、こ、告白されたぁ!?!?」
お兄ちゃんはひどく驚いてる様子だった、でも私は気にせず話を続けた。←
貴「うん、それで過去のこと思い出しちゃって 泣いてた。」
大丈夫、お兄ちゃんは私のことを信じてくれてる。お兄ちゃんだけが………
ラ「…過去のことって…?」
そうか、お兄ちゃんにはまだ言ってへんかったか… 今が言うタイミングやな。
貴「… 私ね、小学3年生の時に転校したやん? その時に、いじめられたねんよ クラスのボスみたいな女子に。」
なんで虐められたのかは知らんけど、多分邪魔だったのかなぁ
ラ「!…うん」
貴「それで 最初のいじめは軽かったの、机に死ねとか書かれたり 体操着が無くなったりとか。 でもだんだんエスカレートしていって、 トイレに呼び出されて殴られたりとか 変な噂流したりとか……今考えると、なんで 反撃しなかったんだろうなぁって思う」
まじで思う 今の私なら空の彼方へ殴り飛ばすわ←
ラ「…先生に言わへんかったの?」
貴「あぁ、先生も気付いてたらしいけど 何もされへんかったでwクソ教師だったから。」
ほんとクソだよねぇ
貴「それで 殴られてる時言われたんよ
《お前は生きてる価値がない》
《誰もあんたなんか愛さない》
《生きてても嫌われるだけやで?》
《あんたなんかを好きになやつなんて クズ野郎だ(笑)》 《死ねば?》 って。」
こんなこと言われたら、誰だって傷つくよねぇ…嫌な思い出だ。
センラ視点
うそ、やろ? Aにそんなこと言うやつおったんや……小学生って……有り得へんな最近の子は。
ラ「……このこと、誰かに言った?」
貴「ううん、言う必要も無いかなって」
ほら、 お前はいっつもこうや… 独りで抱え込んで、姉さんにも兄にも言わずに解決しようとする。 話してくれてもよかったのに…
ラ「……いい加減にしぃ。」
貴「……え?」
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口調迷子でごめんなさいm(*_ _)m
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作者名:雪月亞莉栖。 | 作成日時:2017年8月8日 16時