甘くて苦い恋｢歌い手ヤンデレ」

浦島坂田船【孤独誘導型】 ページ6

貴方side





あぁ、まただ。机には｢死ね」、｢消えろ」などの落書き。おまけに花まで置いてある。｢スノードロップ」だ。悲しい。


始まりは1週間前。いきなり始まったいじめ。｢Aちゃんが幼馴染みの陰口を言って、仕舞いには自 殺に追い込んだ」と噂が流れている。私は幼馴染みの事、大好きだから、そんなことしない。誰かがデマの噂を流したんだろう。そもそも、あの子の死は交通事故。

周りのモブ共がクスクス笑ってやがる。その雰囲気を壊したのが、

うらた｢大丈夫か？」


ｷｬｰｰｰ!浦島坂田船様ｰｰｰｰ!


女子が騒ぐ。うるさい。

志麻｢ほんま、酷いなぁ…」


女子が私のことを見ている。もちろん、殺気のこもった視線で。


坂田｢誰なん！？こんなことしたん！」


センラ｢正直に出てきい、センラたちで、話するわ。」


みんなは1年の頃から仲良くなった人達。イケメンで、カッコよくて、人気のある人達。


モブ｢みんな！その子は幼馴染みを殺したのよ！？なんでそんな奴の味方すんのよ！！」


うらた｢俺らが味方したくてしてるの。」


志麻｢友達だし？」


坂田｢だから！」


センラ｢口挟まんといて？」



センラがそう言うと、私を連れて、教室を出て屋上に来た。



浦島坂田船side


うらた:あー…うまくいったうまくいった。


志麻:みんな、流石やな……！


坂田:これでAは俺らに依存するよ！


センラ:それまで気長に待ちましょうや。


とコソコソ話していた。浦島坂田船はAに依存している。


貴方｢みんな、私の味方したらみんなまで…」


うらた｢なーに言ってんだよ！」


志麻｢俺らのことは気にせんでいい。」


坂田｢俺らがAを守るから！」


センラ｢やから、センラたちと永遠に一緒にいてくれへん……？」



貴方｢みんな……うん！！！ずっと、永遠に一緒だよ……！」


やっぱり、あのデマ噂流したかいがあった……。


うらた:あの子を交通事故に合わせたのは俺ら


志麻:背中をとん。って押したら1発。邪魔やったなあ。


坂田:永遠に一緒…


センラ:これで、ボクらだけのAですね。


浦島坂田船｢A、これから、死ぬまで、ずっと一緒だよ…？」


貴方｢もちろん…！」


もう、離さないからね。俺らだけのA。愛しいA。美しいA。ずっと好きやで。






ーーー

孤独誘導型なんて初めて…。こんな感じでええんかな？
下手やったらごめんなさい！
更新遅れてすみません！

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