甘くて苦い恋｢歌い手ヤンデレ」

浦島坂田船【暴力型ヤンデレ】 ページ32

貴方side







貴女｢せんせ！さよーなら！」


るんるん気分で先生たちに挨拶をして帰路につく。

いやぁ、今日、弁当にデザート入ってたから気分がよろしいのだよ〜！



……ん？誰か私のあとついてきてる？



茶髪、黒髪……？赤髪……？黄土色……？


黒髪に関しては誰…？視力悪いからなぁ、私。


まぁいっか、かーえろ！




あの時確認しておけばよかった。そのまま帰った私がバカだった。



確認しておけばこんな事にはならなかったのに…。



歩き始めると頭を勢いよく殴られ、私の意識は途切れた。



最後に聞こえたのは。



？？｢うらたさん、行けたよ！」


？？｢さかたん、そんなでかい声出したら周りにバレるやろ？」


？？？｢ったく……志麻くんも坂田も…」


？？？｢みんな一緒だっつの、ほら、はやく行くぞ」


これだけだった。




……なんか、先生達の声にそっくり。




うらたside




Aが帰った後、4人であいつを捕まえる作戦。上手く行ったな。


うらた｢流石、」


志麻｢まぁな、」


坂田｢うらたさんもすごかったよね！」


センラ｢うらたん何かしてました？」



センラ、お前も殴るぞ。



可愛らしく眠っているAを車に乗せ、頭を撫でて



”俺らだけの家”に帰る。Aの家族？家庭訪問の時に殺ったよ。


だから力になってるAは俺らに付きっきり。



落としやすい。



可愛いよ。家に着いたらいっぱい可愛がってあげる。



貴女side



んったぁ……！


あたまいたぁ……！


って、あれ、ここ何処だろ…。私の家じゃないよね……。



少し部屋を探ってみると、部屋の角には監視カメラが4つずつある。


ドアもあって、近くによってみる。


貴女｢あの…誰か〜…！」


？？？｢あれ、起きた？起きたなら言ってや〜！」

違う方のドアから出てくる黄色い髪男性。


貴女｢センラ先生…？」



？？？｢あれ、もう起きたの？」


？？｢あちゃー、ここまで移動してる間に起きてたかー！」


？？｢だから言ったやん、」



貴女｢うらた先生！志麻先生！坂田先生！センラ先生！」


坂田｢やっほー、笑」


先生たちがいたら安心だよね…。


貴女｢先生、私をここから出してください…。」


と言うか、誰が私をここに閉じ込めたんだろ…


それに、なんで先生たちいるの……？


センラ｢それは無理な願いやね。」


貴女｢なんで……？」


センラ｢まぁ、あんたがちゃんと言うこと聞けば、の話やけどね？」

ー
文字数

浦島坂田船【続き】＊死ネタ→←そらまふうらさか【続き】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す