世界で一番嫌いなあなたが幸せでありますように。２

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今あんまり聞かれたくないところを…


相談したいけど、したくないって変な気持ち。



「実はこの前、ちょっと体調が悪くなったときに、

フラッとして侑李に抱きついちゃった事件があって…。」



薮「へえ、それでドキドキしちゃった♡みたいな？」



「違います！っていや、違わないんですけど…。

もう、ニヤニヤしないでください！」



薮「あーごめんごめん。笑

なんか妹の恋模様を聞いてるみたいで

ムズムズしてくるから。」



「楽しんでるんですか？」



薮「そんなことないよ。真剣に聞いてるよ。

もうさ、昔から知ってる身としては、

早くまるっとおさまってほしいんだけどねー。」



「あのー言ってる意味が

ちょっと伝わってこないんですけど。」



確かに昔から侑李のこと知ってるけど。

まるっと…？おさまる…？



薮「そこは分かんなくていいや。笑

でもね、Aちゃん。

つらいこと乗り越えてきて、

いろいろ考えてるのかもしれないけど、

大切なものは大事にしなきゃダメだよ。

素直になるのも必要なことだからね。」



「はい、素直に…。

ありがとうございます。」



薮「うん、頑張ってね。

冬休み中にまた学校来なきゃ行けないから、

なんかあったら話聞くから。」



「ありがとうございます。

大学の手続きでいらっしゃったのに、

時間取らせちゃってすみません。」



薮「いいのいいの。可愛い妹のためだからなー。」



「私いつから妹になったんですか。笑」



薮「今日からかな。笑じゃあ、部活頑張れ。」



薮先輩スマイルを見せて校門に向かっていった。


そしたら、ちょうど侑李が入ってきた。




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年内に完結させます！(目標)

ラストスパートかけて更新いたしますので、

最後までよろしくお願い致します。


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