家族が出来て9日目 ページ21
A視点
『へぇ魔法警察官なんですか!』
魔法警察官…………確か魔法を使った犯罪を調査·防止する警察官だっけな…………
pn「ここには二人で住むの?」
『いえ、父と一緒にここでお店を出すんです!良かったら来てください!』
kr「うん。そうするよ。」
tr「おーい!そろそろ休憩終わるぞ〜」
sg「分かりました!それじゃぁ開店したら絶対行くから!」
pn「それじゃぁね。ラクラちゃん、Aちゃん」
『ッ、はい!是非とも来てください!』
「では、また」
…………
「大丈夫か?ラクラ」
『うん………大丈夫だよ。』
珍しいな…………ラクラがこんなに取り乱すなんて
『あのね、ぺいんとさん…………がね』
あのスカーフ巻いている人か、
『どうしても………夢に出てくる兄さんにそっくりなの……………』
成る程な、
「兄かも知れないなら探れば良い、けど」
ムギィ
『いひゃい!いひゃい!ひゃにひゃに!?』
「そんないじけた顔する位なら今は忘れろ。いいな」
『はーい、つねらなくても良いじゃんボソッ』
「もっとやって欲しいって?」
『いえ何でもありません!』
st「《主様、そろそろ帰らないとぴくと様が心配しますよ。》」
「《そうだな。そろそろ帰るぞ。》」
si「『《はーい》』」
コツコツコツ
『A〜料理の試作の方はどう?』
「ボチボチ、と言いたい所だが、父さんがお菓子系が壊滅的に出来ない。」
『あ〜あの時の焦げ臭いのは父さんいか………』
父さんはこの前パンケーキを作ろうとしたら、火加減は強いし塩と砂糖は間違えるし、分量は間違えるし…………
st「《あれは酷かったです。》」
si「《そんなに?》」
「《そんなに》」
ピタッ
st「《主様?どうか致しましたか?》」
「《いや、何でもない。》」
ギター…………懐かしな………昔、小学校の先生に教えて貰ったっけ?
昔はまだ、努力すれば両親に褒めて貰えると思ってたんだよな…………結局、
〜母「そんな事出来て当たり前よ。分かったらさっさと、消えて。」〜
認めて貰えなかったけど、
〜父「目障りだ。それが出来るならこれも出来るだろ。」〜
先生は、学校から居なくなる時に家の事情を知ってギターをくれたんだよな…………
全部、全部両親に壊されたけど…………
st「主様、屋敷に着きましたよ。」
「ありがとう。セチア」
今もう関係ない。忘れよう。
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秋ロベ - mamaiさん» mamaiさん「夏ナッツ&秋ロベ」の作品を全て見てくれてありがとうございます! これからも更新していくので是非見てください! (2021年8月6日 20時) (レス) id: 6a3c9ab43b (このIDを非表示/違反報告)
mamai - 秋ロベさんも個人作品つくられたんですね!続編待ってますよ! (2021年8月6日 18時) (レス) id: 849a19a681 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏ナッツ&秋ロベ | 作成日時:2021年8月6日 17時