呪いの生徒会室とチャラ生徒会長？！ 【青】

第7話 ページ8

ｶﾀｶﾀ……

部屋にキーボードの打つ音だけが響く


『はぁ……今何時ですか？』

ころん「今……？9時半……」


とっくに門限過ぎてやがる……w(諦

あ、なんでこんなことになっているかといいますと、

ちょっと前に遡りましょう

ーーー5時間前ーーー

先生「ってことでよろしくーー★」

放課後、急に呼び出されて1人ずつそれぞれ30cmはあるであろう書類を渡されたのだ。


その書類は、


"理事会"

と書いてあった。

学校理事ね。

毎年、理事会の代表は、投票で決まる。

１人3人の推薦者を書いて、それを投票する。


この学校の全校生徒は約700人

それプラス保護者各1名で合計1400人。


1400×3=4200

だから、私ところんさんはその結果を１つずつまとめなきゃいけないけないことになったのだ。



先生は私たちに用紙を渡し、逃げるように去っていった。

ーーーー

ね、酷いでしょう？


先ほどお母様にお電話をしたのですが、案の定角生やしてましたわ(草)


まだなにも食べてませぇん

宿題もしてませぇん

着替えてもいませぇん

あれから先生に一度もあっていませぇん



訴えてやろうかこの学校。

『こんなんじゃ問題だよ。全世界にこの実態ばらまいてやる……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ』

ーーー
ころんside


突然Aがなにか呪文を唱え始めた


なんで僕生徒会長やってんだろ。←今更



ちょっと自分もAも可哀想に思えてきたわ(笑)

ころん「ねーねー」

『何です？』



ころん「コンビニでなんか買ってくる？」



すると一気にAの顔が煌めいた

『え？！いいの？！✨』


ころん「まぁ…割り勘だけどね。」


あ、また戻っちゃった


ころん「あぁ……もう分かった分かった。買ってくるから、何？」

『唐揚げとカフェオレ✨』
ーーー

『ぅまぁぁあ！✨生き返るわぁあ！』


ころん「wwwえ？何年ぶりの食事？」


『多分10年ぶりです』←

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