【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

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○月〒日 晴れ


最近は、悟くんに術式を……傑くんに体術を教えてもらっている。

傑くんに体術を教わると、九十九先生に教えてもらっていた体術はほんの一部だったことが分かる。

それと、私の術式と悟くんの術式は、相容れない力でありながら、能力は酷似している事が分かった。

悟くんにできることは基本的に私もできる。私ができることは基本的に悟くんにもできる。

悟くんができて私にはできないものもあるし……逆に、私ができて悟くんにはできないものもある。

私の術式はそんな感じ。


あと、私達は術式の相性が最悪だった。

悟くんが無限を張っていても、私の術式があれば無限が中和されてしまう。

逆も然り、私が虚空を身に纏っていても、悟くんの術式があれば中和される…。

お互いの術式が意味を成さなくなる。マジで仲間でよかったと思う。



○月#日 晴れ


花壇に植えていた花に、蕾がついた。

なんなんだ⁉︎このなんとも言えない感情は⁉︎この胸の高鳴りは？

誰か教えてくれぇぇー！

ふぅ…。とにかく早く綺麗に咲いてほしいです。


そういえば、九十九先生の研究所…どうなってんだろ？

先生、元気かな？また仕事サボってんのかなぁ…。




○月★日 曇り


お散歩してたら、誘拐された。

「すまないね、君には何の恨みもないが、君の友人にはごまんと恨みがあるんだよ。」

そう言われた。なんで私なの、しかも友人って誰？

傑くん？悟くん？硝子ちゃん…はないか、恨みとか買わなそうだし。

となると、悟くんか傑くんか…。どっちだ？

「どうか彼等(・・)のかわりに苦しんで欲しい」

あ、どっちの恨みかと思ったら両方か。悟くん達は結構なクズだからね、しょうがないか…。

なんて真顔で思っていると、怖くないのか？と聞かれた。

怖くないです。だって貴方弱いんだもん。そう思ったけど口にしない。

私はクズじゃないから。

その後、なんか色々やられたけど…特に何もなかった。だって、当たってない(・・・・・・)からねぇ？

当たる前に、私の周りにある虚無に呑み込まれて消滅するから…。意味ないんだよね。


「な、ぜ動ける……！ その辺の呪術師でもとっくにショック死してるレベルの痛みだぞ！？」

とか言って、呪詛師の方私の姿を見て気絶してしまいました。


気絶した呪詛師を引きずって、高専に帰った。野放しにするのは駄目って言われてるから。

それから一週間、傑くんと悟くんと口聞かなかった。

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