【呪術廻戦】静かに生まれた最強の成長日記

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○月■日 曇り


朝起きて教室に行ったら、誰もいなかった。

おかしいな？って思って皆んなを探してたら、硝子ちゃんがたまに居る安置室に皆いた。どうしたの？って聞く前に、悟くんが答えてくれた。

──天内が死んだ。任務は失敗だ……。

どうして？なんて聞けなかった。もしも、私が本当の子供だったら聞けたかもしれない。

でも、私の身体は子供でも心は違う。だから聞けなかった。

それと悟くんが「天内が死んだ時、俺は怒らなかった、誰も憎まなかった……今はただただこの世界が心地良かった」って、そう私に言った。


人が死んで、悲しむか悲しまないかは人それぞれ。

私は、知らない人が100人死んでも心は動かない。たとえ知っている人でも、大切な人じゃなきゃ私は悲しまない。

ただ私は、理子ちゃんが死んだことに……。



○月▽日 晴れ


悟くんが、お前の術式なんなの？って聞いてきた。

なんで急に？

話を聞くと、なんでも術式を強制解除する呪具があったらしい。

記憶にないが、私は悟くんの無限を一回解除？したことがあったみたいで…

私の術式は悟くんの六眼で見てもでも分からない(解析不能)とのこと。

ちなみに、術式があるということは分かったらしい。



……マジか。なんか凄いな、六眼。

まぁ、当たり前だけど……私は小さな頃から無意識に術式を使っていた。しかし今は術式を意識して使っている。

つまるところ私の術式は、隠すことにも特化している。何故なら、私が生み出す「虚無」とによって解析される前に消えるからだ。

漏れ出す莫大な呪力も「虚無」により、人に見られる前に消滅する。
術式も私の周りの存在する「虚空」に押し込んでしまえば、存在していない様になる。

六眼で見ても解析できない理由がコレだ。存在していない術式を見る術はこの世に存在しないのだから。

むしろ術式の存在を確認できただけでも、六眼が凄い事が分かる。



という事を、5歳らしい拙い言葉で説明した。


ちなみに、「呪力がめちゃくちゃ詳細に視える目」を持っている悟くん。

実は私も、「時間の流れを俯瞰できる目」を持ってます。


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無限を解除？できた理由は、
勝手に「虚無」の反対の「無限」を足したら…互い打ち消し合うんじゃね？って作者が思ったからです。

相容れない力とはそういう意味です。(17話参照)

質問等ありましたらコメントに……

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