【wrwrd】おもしれー女

６話 ページ7

教室にいる人全員が私たちを見る

『この私に手を出すなんて…ﾌｯ…おもしれー女』


そう言い私は教室を出た
所謂、言い逃げだ。


走った、まじで走った
(走ってる時に先生に怒られた気がするが気にしない)

教室から離れた所に来ただろう。
『はぁ〜〜〜』
長い溜め息がでる。

いったぁあああ！！！！！！

こ、こえぇ…！！今時の女子って直ぐに手出すの！？
短気すぎない！？

親にも、ぶたれたことないのに！！

近くのトイレに入り、鏡で確認すると叩かれた左頬は真っ赤になっていた。
まるで生徒会紹介の時の女子の様に。

『保健室に行くか…』

通り掛かった人に変な目で視られた。
そりゃ下向いて鬱なオーラを出していたらそうだろう。

『此処か‼』
少し迷ってしまった。

扉を三回ノックする。

すると「どうぞー」と穏やかな声が聞こえた。

『失礼します』

「どうしたの…ってその頬大丈夫！？」
『女子って怖いですねー』

エヘヘと誤魔化す。
だけど専門家には直ぐにバれる訳で…

「誰に叩かれたの？」

『ん…同じクラスの人です。でもアレは私が悪かったんだと思います』
煽ってしまった、悪い癖だ。
自業自得と言われても仕方ない。

「余り深くは聞かないけど…気を付けてね？」
ええ人やん…
『はい、ありがとうございます』

「放課後まで休んでく？？」
『え!?良いんですか！』

「特別だよ〜？」
と言い先生はお菓子を出してくれる。

ええ人やん…(2回目)。たまに来よう。


。.:*:・'°☆
メタい発言はさせないよう努力します

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