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Aside
『お風呂準備できましたよ』
お兄ちゃんと健太くんとの食事会の後、私の家に二人で帰ってきた。
壱馬「ありがとう。先にA入っといで。俺仕事の返事何件か返さなあかんから、終わったら入る」
壱馬くんの言葉に甘えて先に入らせてもらい、体を洗い終わった後湯船に浸かりながら今日を振り返る。
喜んでくれていたお兄ちゃん、よかったねと祝ってくれた健太くん、そして隣で微笑んでくれていた壱馬くん。三人の笑顔が、すごく嬉しかったなぁ。
『ふふ。かっこよかったあ、壱馬くん』
なにより、たくさんの愛に溢れた言葉を真っ直ぐに伝えてくれた壱馬くんの横顔が忘れられない。
この人から貰う愛情と同じくらい……それ以上に彼のことを愛したいと思った。
そんなことを考えていたら。
壱馬「A〜？」
扉の外で私の名前を呼ぶ壱馬くんの声。
『はい〜？』
壱馬「入ってもいい〜？」
『…………えぇっ？！』
入ってもいい？って、聞いてきた……？
すりガラスの向こうに見える半分が肌色の人影。それは間違いなく服脱ぎ始めているであろう壱馬くんの姿だ。
『え、いや、ちょっと、だめです……！』
壱馬「もうほとんど脱いじゃったわ。入るで？」
私の制止の言葉なんて意味がなく、扉が少し開いた。
慌ててそちらに背を向けて端の方で体を縮こませてなるべく体を隠した。
壱馬「ふふ」
浴室に壱馬くんが入ってきたのが、声が反響していることと体をサッと流す水音でリアルに伝わった。
ちゃぷんという音が後ろから聞こえて。水かさが増える感覚、波打つ水面。いる。壱馬くんが、同じ浴槽に。
壱馬「ふふ。なんでそんな端に小さくなってんの？こっちきてや」
『む、むり……』
この状況を受け止めるだけでいっぱいいっぱいなのに、なんて抵抗も虚しく。
お腹に腕が回ってきて、いとも簡単に壱馬くんの方へと引き寄せられてしまった。
壱馬「捕まえた」
『ちょっと……ほんとに、待って……』
全神経が背中にあるみたいに直に感じる肌の感覚と温もりが恥ずかしくて、壱馬くんの腕の中でただ自分を落ち着かせるのに精一杯。
壱馬「ふふ。あー、これ最高や」
私を優しく抱き締める彼は、私とは正反対にリラックスしているご様子。
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M a(プロフ) - km0107さん» いつもありがとうございます。続けてしまいました……😳 お気遣いもありがとうございます。km0107さんもお気を付けて健やかにお過ごしください💫 (2022年9月6日 20時) (
レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
km0107(プロフ) - 移行おめでとうございます。もちろん、二人のお話まだまだ読みたいです❤️まだまだ暑いですが、体調お気をつけ下さい🙇 (2022年9月6日 11時) (レス) @page50 id: 2f284eb8ed (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - M aさん» え😳いつもありがとうございます😳😳Maさんに読んでいただけてるなんて、ものすごく嬉しいです！こちらこそ、今後もお付き合いよろしくお願いします♡ (2022年8月30日 15時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - km0107さん» いつもいつも、待っていてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるよう、がんばります❤️🔥 (2022年8月30日 14時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - riku推しさん» はじめまして！ありがとうございます。私もいつも、riku推し様の作品楽しく読ませて頂いております😳 そう言っていただけてありがたいです。壱馬くんもありがとう…！ 引き続きマイペースに更新させてもらいます。ぜひ今後もお付き合いお願いします♡ (2022年8月30日 14時) (レス) @page43 id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M a
| 作成日時：2022年7月12日 12時
