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自分って本当に面倒くさい思考しているなと自覚しつつも、うだうだ悩んでいたら。
航「普通にさ、健太のツレとして行くんじゃダメなの？」
お兄ちゃんがぽろっとこぼしたその言葉に健太くんの目が光った。
健太「それじゃん！そうしよ！壱馬にサプライズ！」
お兄ちゃんの言葉から、どうしたらサプライズなんて展開になるんだろうと健太くんから続く言葉を待った。
健太「俺のツレとしてAを連れていく。で、もし今後壱馬が誘ってきても用事あるって断る。それで当日、ライブ終わったらAが来てて壱馬はびっくり！どう！」
自信満々のドヤ顔で、某お寿司屋の社長さんのように両手を広げて私に提案してきた。
航「それいいじゃん！あとは、中でコソコソ彼女ですって紹介してもらえば」
二人にそう言われて、もしそうしてみたときのことを考えてみる。
すると、さっきまでとはまた違うモヤモヤが生まれてきて。
むしろ、さっきまでよりも何か、強いひっかかりを感じるほどで。
『……それは、ちがう、かも』
私の曖昧な言葉に、兄二人は首を傾げた。
『壱馬くんがもし、私のことをメンバーさんに紹介したいって思ってくれているとしたら……。壱馬くんは、自分で私を誘って連れてきたいって思うんじゃないかなって……』
『それに、ご挨拶するなら……健太くんの知り合いとしてじゃなくて、壱馬くんの彼女として行きたい……』
さすがに自分で自分を高く見積もりすぎてしまっているだろうか……。それは違うだなんて言っておいて段々と不安になってきた時。
健太「すっかり壱馬の彼女ですって顔しててなんかムカつくー」
航「自分で答え出てるくせに人に聞く女の典型ー」
兄二人はヘラヘラ笑いながらそう言ってきた。
健太「もう壱馬のことはAだってよく分かってるんだからさ。壱馬に委ねればどうにかなることも分かるでしょ！」
相変わらず強引な結論の出し方だけど、でもこの強引さに何度も自分の気持ちを気付かされて来たんだなと思ったら、ありがたくもあり少し悔しい気もした。
『ふふ。なんか全て分かってましたみたいなドヤ顔の健太くんきらーい』
健太「おい！君たちのキューピットに対して失礼だぞ！」
なんて。
素直じゃない私をいつも導いてくれてありがとうね、健太くん。
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M a(プロフ) - km0107さん» いつもありがとうございます。続けてしまいました……😳 お気遣いもありがとうございます。km0107さんもお気を付けて健やかにお過ごしください💫 (2022年9月6日 20時) (
レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
km0107(プロフ) - 移行おめでとうございます。もちろん、二人のお話まだまだ読みたいです❤️まだまだ暑いですが、体調お気をつけ下さい🙇 (2022年9月6日 11時) (レス) @page50 id: 2f284eb8ed (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - M aさん» え😳いつもありがとうございます😳😳Maさんに読んでいただけてるなんて、ものすごく嬉しいです！こちらこそ、今後もお付き合いよろしくお願いします♡ (2022年8月30日 15時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - km0107さん» いつもいつも、待っていてくださりありがとうございます！ご期待に応えられるよう、がんばります❤️🔥 (2022年8月30日 14時) (レス) id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
M a(プロフ) - riku推しさん» はじめまして！ありがとうございます。私もいつも、riku推し様の作品楽しく読ませて頂いております😳 そう言っていただけてありがたいです。壱馬くんもありがとう…！ 引き続きマイペースに更新させてもらいます。ぜひ今後もお付き合いお願いします♡ (2022年8月30日 14時) (レス) @page43 id: a3905d213c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M a
| 作成日時：2022年7月12日 12時
