性格正反対な妹！？【文スト】

第四章　ホットケーキ？ ページ5

「A、兄さん寂しい(しくしく)」

本当に悲しかったらしい少し申し訳ない

『ごめんねーでも本心なのー』

「まぁいいや可愛いし」

「御待たせしましたホットケーキと珈琲二つでごさいます」

「『ありがとうごさいます』」ニコッ


二人共微笑んで言った
女の人から黄色い悲鳴があがる

「キャー！」

『兄さん私、女だけどどうしたらいい？』

「さすがだねAの可愛さが世間にも分かってきたようだ」

フフンとドヤ顔をした兄さん

　その兄さんを無視していただきますの挨拶をする

『いただきまーす』

　続いて兄さんも寂しそうに挨拶をした

「いただきます」

珈琲を飲み、ホットケーキを食べようとしたとき

「あーん」

『なに？』

「ホットケーキ、あーんほらAは・や・くー」

『ん』

パクっ

「んー美味しいけど、んってなに？可愛い！けどそっけないA！take2！」

　面倒臭い！

take２


「Aあーん♡」

『はい、毒入りだよ』

「いや待って、毒？」

『うん』

「ほっ本物？」

『嘘』

take3

「あーん」

『目つむってお兄ちゃん！』

　本気の演技で可愛い子ぶると嬉しそうに返事をする

「はい！」

『あーん』

パクっ

「うんおいし、辛っ辛い辛いよ！！」

『うん美味しいなー』


そのあと敦くんは、苦しんでいる兄さんをみたという。

第五章　工夫の正体→←第三章　半分こ？

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中島敦

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