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あれから数日後。
着々と準備や心の整理を進めながらも学校へ行く。
新しい父さんとは連絡を取り合っていて、あっちに息子さんが一人居るのは分かった。
一年生らしいけど...仲良うなれるんかな
ru「...っあ、危ない！」
『っへ？...ったぁ！』
変なことを考えていたせいで、隣のコートからボールが飛んできた。
ru「ちょ、ごめん、大丈夫？」
『大丈夫大丈夫』
へへ、と笑うと「笑い事じゃないでしょ？」と心配される。
con「最近考え事多くない？大丈夫？」
『大丈夫ですよ〜、ちょっと睡眠時間が短くて。』
con「きちんと寝てよー？」
『そっくりそのままお返ししますね』
そう言うとコンタミ先輩は笑いながらも「かわいい顔に隈つけちゃって」と頬を撫でてきた。
『うっわ、コンタミ先輩そんなことしてると勘違いされちゃいますよー？』
con「えー、なに？かっこよかったー？」
ほのぼのとしている感じで話す。
対戦相手のらっだぁ先輩を放っておいて。
すると「おいこらー！」と我慢が出来なくなったらっだぁ先輩がやってくる。
rd「なんで途中でやめちゃうの！」
少し拗ねているようだ。
『だって、先輩最近手加減するじゃないですか』
rd「Aかフラフラ歩いてるから心配してやってんの、此方は！」
『え、本当ですか？』
そこまで弱っているつもりはなかったが、歩いているときあまり重心が安定していないらしい。
そんなことになるんか。
con「そうだなぁ...みっどぉ、Aと変わってあげてよ」
md「ｴ?」
rd「いや、ｴ?じゃなくてさ」
どりみーは不服そうにコートに入る。
con「で？本当にどうしたの？」
ベンチに腰を掛けながら聞いてくるコンタミ先輩。
睡眠時間が少ないからか、あまりまともな判断をとれない私はボーッとしながら話し出す。
『私...親が亡くなって』
con「唐突だね？」
『ああ、ごめんなさい。』
con「いや、いいんだけどね？」
それで？とコンタミ先輩は話を進めるよう言ってくる。
『まぁ、離婚していたんですけど...
母に彼氏がいたらしくて、その人が私を引き取る、って。
了承して今週末に引っ越しするんですけど...
そこの息子さんと、仲良くやれるかが...』
con「...えーっと？つまり、新しいところにいく不安とかじゃなくて、純粋に仲良くなれるかどうか、ってこと？」
『はい！』
con「心配所そこ！？」
驚かれるコンタミ先輩。
いや、私...若干人見知りなんや...
むりぃ...
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月14日 22時
