検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,027 hit

第176話 研究 ページ10

ギンの怪我は思ったより軽かったらしく、今は消毒してる。
ケイジ「思ったより軽い怪我だね。
痛くないか、ギン。」
ギン「痛くないけど、サラ姉ちゃんに治してもらいたいニャン。」
ケイジ「えーと…痛い所を突かれたね。」
この2人見てて面白いよな…。
ハンナキー「この程度の傷口なら…水で洗ってばんそうこうで大丈夫そうですね。
あ!細胞の修復活動を促進する傷薬があるので、こちらも一緒にお使いくだされば、より早くキズが…」
なんか急に難しい話し始めたな。
てか何それ。細胞の修復活動を促進するって何それ。
聞いたことないんだけど。
ケイジ「それ、危ない薬じゃない?」
ハンナキー「…………。
分かりました、見ててください。」
そう言ってハンナキーは、自らの手を傷つけた。
研究室にこもってそうな白い肌に血が流れ出す。
ハンナキー「血の出た所にこうして…このように使うんです!
どうですか?危ない薬じゃないでしょう?」
うわぁ…。
ケイジさんも目を見張って驚いてる。
ケイジ「………。
なるほどねー、自分の体で証明するとは…。わかったよ。」
ハンナキー「えへへ…」
え、使うの?
ケイジさんはハンナキーがやったように、ギンにその傷薬を使っていく。
あ、出血止まったわ。
マジか…ごめんよハンナキー。疑って。
それはそうと…ハンナキー、警戒した方がいいかもな。
信頼を得るために、自分の体を傷付ける…。
この行動は、研究の際に出ていてもおかしくない。
私はそれほど薬に詳しいワケじゃないが、細胞の修復活動を促進する薬なんて聞いたことない。
私より幾分か詳しそうなケイジさんも疑ってたしね。
つまり、この人が研究してる事は薬…
及び人体のことだ。
こわーい。本当に人体改造されそう。
まぁ、今の所害はないんだよね…むしろ敵ながら助けてくれる中立キャラだ。
中立…つまり、今後敵キャラになる可能性もある。
こんなデスゲームやらされてるワケだから…精神的に弱った所に付け込んで洗脳とかしてきたりしそう。
それができるのかどうかも怪しいが…
本格的に研究してるなら、って感じだな。

…って言うかほぼ妄想だな、これ。
疑いすぎは良くないぞ私。

第177話 漁り漁り。→←第175話 医務室



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:キミガシネ , 二次創作
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの?(*゚0゚*)スッゴッイ! (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます!最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください!(´∀`) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください! (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます!お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Valeria | 作成日時:2021年10月3日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。