両面宿儺と女子高生の日常！8【呪術廻戦】

1年2年合同任務！　3 ページ6

『運なさすぎて任務失敗しないかな。大丈夫かなぁ』

負けすぎて泣きそうになるAを虎杖がフォローした。


「いや、ほら、今日たまたま運悪いだけって事もあるしさ、落ち込まないでよ」

それに吹き出す五条。


「ああ、そうwそうっw たまたまねッwww」




そんな笑いながらのフォローとか逆に傷つくと分からないのか最強。



再度ババ抜きをすると窓に反射した自分の顔に違和感を感じる。

認識した瞬間バチンと頬を叩いた。



『宿儺ッッッッッッッ‼‼‼』

パクパクと口を動かしているところを見るにカードを口パクで教えていたらしい。


『はぁ〜〜〜⁉そんなズルありなの⁉ってか呪いの王の助言を利用しないでよ、みんなさぁ！』

めちゃめちゃな不正が行われていたので負けまくっていたのだ。


「だってさ」
「なぁ？」
「こんな面白い事ノるだろ普通」
「カード全部教えてくれるし」
「しゃけ」


『宿儺‼悠仁でも良いじゃん！なんで私⁉』

「小僧はつまらん」

『私もつまんないわ‼あーもう、中止中止！別の、そうだ！人狼やろ！宿儺も参加だよ！じゃないと不正されるもん！』

「人狼？」

『そそ』

そこからだいたいのルールを説明した。


『あとはやってみてわかんない事あったら教えるね』



人狼をやってみて分かった事は全員嘘がうまいってこと！



この中だと若干伏黒、釘崎、パンダがわかりやすいかな？という程度。それでもたいして差はない。

圧倒的に上手かったのは五条、宿儺である。

宿儺は普通に嘘が上手いし、推理も上手い。

五条に関しては六眼で見透かしてるんじゃないかレベルの人狼断定率。ただ信用という点では皆無なので直ぐ吊られる。ご愁傷様。

これで2時間びっちり遊んだあと、漸くくだんの旅館へ到着した。



「先生、全然情報見せてくれないけど大丈夫なんですか」

伏黒が五条に問う。


「んー、今日は余計なこと考えないで楽しみなよ。僕らのお得意様だから予約ねじ込めたし」

五条の手元にある資料を覗き込むA。


『うわ⁉︎先生、先生！ここってあの、超有名な座敷童の出る旅館ですか⁉︎』


そう。かの有名な岩手県の旅館。何年先まで予約があるかわからないあの旅館だ。

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