1年2年合同任務! 2 ページ5
「遠足みたいで楽しくない?旅に新幹線は不粋でしょ。喜んでくれると思ったのに〜」
「別に移動手段はなんでも良いです。どうせ旅館に泊まるんだから」
「あれ、恵ってば結構楽しみ?」
意外にも楽しみな様子の伏黒の後ろでげんなりした顔の釘崎。
「どうした?そんな顔して」
「しゃけしゃけ」
パンダが問いかけた。
「いや、私の地元近くなってきたなと思って」
「そういや任務先岩手か」
「まぁ、その旅館には近く無いけど田舎の雰囲気が嫌っていうか」
「そんなもんか。俺は東京生まれだから東北とか楽しいけどな」
「ツナマヨ」
「あ〜、都会っ子羨ましい〜!」
この時間になると全員目が冴えて各々携帯をいじっていると。
「はいはい!みんなちゅうもーく!スマホばっか見てないで!せっかくの旅行なんだから遊ぶでしょ!」
五条が席を立った。
「何すんのー!」
虎杖が身を乗り出す。
「旅行の定番!トランプからUNO、人狼ゲームまで各種お取り揃え!」
『ふぅぅううう⤴』
バスの中でどうやるつもりなのか人生ゲームの箱まである。
とりあえずど定番、ババ抜きが始まった。
枚数が多い人も少ない人も様々だったが、禅院からスタート。
隣のパンダから引くが合わない。
パンダが狗巻から引く。
「あっ、さっき真希に取られたやつ」
「初手からババ抜きあるある出すなよ」
こんな流れで数回続けたが圧倒的早さで終わったのが五条。
ジョーカーが手元にきてから1度も引かれる事無く最下位になったA。
『そんな事ある⁉』
「たまたまでしょ」
釘崎のフォロー、ニヤニヤ笑うパンダと禅院、視線を逸らした伏黒。
え、一体何。
何のカードゲームをしても1位五条、最下位Aは変わらない。
『おかしい!だって私こんな弱くないもんっ!』
普段ならそこそこ頭もまわり、ゲームも苦手ではないAが何度も最下位になる異常事態。
しかも七並べなどは出したいカードの前のカードをちょうど誰かが堰き止める。
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Pistachio(プロフ) - みずきさん» そうですよね!同じ意見の方がいて嬉しいです!これからも楽しんでいただけるようがんばります! (4月15日 20時) (レス) id: 33b4a3c3dc (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - つぶやき見ました。私も同感です!まだこれからも楽しみです! (4月14日 22時) (レス) @page33 id: d9f5409103 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - Shiroさん» わあ!コメントありがとうございます。うちの宿儺様を気に入っていただけて嬉しい限りです!これからも少しずつ書いていきますね! (4月11日 0時) (レス) id: 33b4a3c3dc (このIDを非表示/違反報告)
Shiro(プロフ) - いつも楽しく拝読しております、Pistachioさんの書く宿儺が大好きです!これからも応援し続けます! (4月10日 22時) (レス) id: 033ac6eba0 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - みずきさん» コメントありがとうございます!何時もお読みいただいて嬉しいです!2人の幸せを願って楽しみにお待ちいただける嬉しいです! (1月23日 0時) (レス) id: 7b91fca8d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Pistachio | 作成日時:2022年9月26日 21時