嫉妬 ページ34
side:勝己
用事が済み家に帰ると、誰もいない部屋が待っていた
あいつは買い物にでも行ったんか
買い物袋でも持ってやろうと俺はスーパーにあいつを迎えに行くつもりで家を出た
、
だけどその途中にある公園でよからぬものを見る
ブランコに座るAと隣にいる半分野郎だ
、
会話は聞こえないが、2人とも穏やかな顔をして話しているのが見えた
、
俺とAは付き合っている訳でもないし
俺がどうこう言える訳でもない
だけど目の前の2人の関係について何も聞かされてない俺にとって、その光景は腹立たしいものだった
んだよ、あいつら付き合ってんのか？
、
俺自身、自分の気持ちについて理解してない部分があった
あいつへの【護りたい】気持ちは好意なのか
それとも、恩人に対する敬意なのか
ずっと迷ったまま、チャンスはあってもこの数ヶ月何も進展しないまま日々を過ごしてしまった
、
だけどその想いが確信に変わる
俺はこの苛立ちの意味を知っている
【嫉妬】だ
そうか、俺はちゃんと好意を持ってあいつを見てる
、
そんな自分に恥ずかしくなり家への道を引き返す
あいつと半分野郎はどんな関係なんだよ
抑えきれないイライラをぶつけることも出来ず、俺は家にまっすぐ帰った
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cherry*(プロフ) - やなさん» ありがとうこざいます😭かっちゃんほんと罪🤦♀️🤦♀️ (2021年10月22日 7時) (
レス) id: 1c3e9b003e (このIDを非表示/違反報告)
やな - 続きが気になる♡いつもと違う一面のかっちゃん好きです！！ (2021年10月14日 8時) (レス) id: 6c1718e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherry* | 作成日時：2021年9月13日 22時
