story58 ページ15
エマside
ノーマン「脱獄決行は6日以内
でもできるなら明日決行したい
ママとシスターに動かれる前に─
発信器はもう壊せる。あとはこの「下見」を残すのみ」
エマ「行こう 下見を終えれば脱獄だ」
13:00 逃げ道の下見開始
塀に上って「外」を見る
「逃げ道」と「持ち物」を決める“下見”
手の内をシスターに見破られた
ママは多分疑っている。急がなきゃ
下見を終えたら脱獄する!!
明日にでも─ママとシスターに動かれる前に!!
ドン「(レイとAがママを引き付けてノーマンとエマが下見 俺達は…)」
ギルダ「(うまくいきますように…！)」
レイside
レイ「始めようぜ 薬剤のすり替え」
ママ「ええ」
…おかしい さっきからシスターの姿が見えない
気のせいか？どこで何してる？
それに作戦を決行してからAの様子が変だ
ずっと俯いてる…
ママ「排除したの」
レイ「え」
ママ「シスター・クローネは排除した」
レイ「…！」ﾀﾞｯ
バンッ
！！
ママ「要らなくなった だから排除したの
あなたもよ」
レイ「は？」
ママ「“取り引き”は今この時をもっておしまい」
レイ「え……俺もクビ?!何で……ママには俺が必要だろ?!
ママは俺を使って…あくまで水面下 間接的に穏やかにあいつらを制御したいはずだ」
ママ「その通りよ」
レイ「俺は上手くやってた ママにとって…」
ママ「そう……常に使える犬だった
だから側に置いていたわ
たとえ嘘つきの裏切り者でも」
ああ そうだ
レイ「それでも 問題ないはずだろ?!
俺が使えれば!!」
怪しまれようとバレてはいないし、たとえバレていたって問題ないんだ
俺が使えれば!!俺を含めて制御できていれば!!
ママ「ええ 確かにあなたに落ち度はない
これは不当解雇よ 私だって残念 想定外
あなたのことは最後まで手放したくなかった」
レイ「だったら……!!」
ママ「でも仕方ないの
事情が変わったのよ
ごめんね レイ
私がこれからすることを許してね」
『(事情が変わった……？どういうこと？
それよりも、ごめん…ごめんなさい レイ……こればっかりは
ボクにはどうしようもないんだ…)』
ドン「(今の所合図はない……このまま無事に……!!)」
ギルダ「!!ねぇどういうこと?!」
ドン「なっ…」
「「(レイから合図がないのにママが出てきた!!)」」
ギルダ「え…？A……？」
ドン「ギルダお前はここにいろ ハウス見てくる！何かあったら知らせる。すぐ動け！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華藍(プロフ) - おもしろい！！ (2022年12月24日 18時) (
レス) @page26 id: 66eddf5a91 (このIDを非表示/違反報告)
文月 夜月 - とても面白いです！何日間かかけて一気読みしました！更新頑張ってください！応援しております！ (2022年4月3日 15時) (レス) @page26 id: 58af1c9cba (このIDを非表示/違反報告)
YUYU86108480(プロフ) - コメント失礼します。このお話を読ませていただいてます！とても面白くて一気に読んでしまいました！！更新頑張って下さいね！！ (2021年1月4日 15時) (レス) id: 046d470967 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白夜 | 作成日時：2020年6月14日 22時
