GFの天才少女は異能持ちらしい 2【約ネバ×文スト】

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NOside

ここは農園

私達は食料

大人は敵 脱獄する

「だれかママとシスターとA呼んできて」
「はーい」

決行は6日以内(・・)


シスターside

ママ「本部からよ 開けてご覧なさい」

シスター「……“Ｎｏ．18684シスター・クローネ
貴殿を第4プラントの飼育監(ママ)に任命する”
えっ私をママに?!」

ママ「ええ お別れは残念だけどそういうことね
第4プラントの飼育監に急な空きが出たのよ
それで予てから推薦していたあなたに声が」

シスター「私を……推薦？」

『良かったね。実力が認められたんだよ』

ママ「大母様(グランマ)が門へ迎えに来ている
今すぐ荷物をまとめて本部へ戻りなさい」

シスター「今……すぐ？」

ママ「さようなら 新たな飼育場(プラント)でも頑張ってね」

………まずい これは罠だ
急な空き？今すぐ交代？話ができすぎている
予てから推薦ってのも変

私を第3プラントから出すのも私に褒美(エサ)を与えるのも、ミスの隠蔽 奴らの出荷
全て片づいてからでしょう？

これは罠……邪魔になったか、何かに気づいたか
この女は私を始末するつもりなんだわ!!
それもAもグル！

…問題はまずこの手紙がイザベラの勝手な偽造ではないということ。何を吹き込んだか分からないけどイザベラが何かの口実をつけて本部に書かせた(・・・・)書状だということ

つまり私は逆らえない
中身は嘘でも手紙自体が本物であれば私は今すぐ門へ赴かねばならない。加えて密告の不利！
私が密告(チク)る前にイザベラに先に密告(チク)られてしまった

そして本部…グランマもそれを信じている
今私が訴えても信じてもらえるかどうか……
せっかく手に入ったのに…!!

ママ「どうしたの？嬉しくないの？」

シスター「いえ 光栄です。すぐ仕度します」

このアマ！
諦めるものか
イチかバチか直訴する
お前の思い通りにさせてたまるか イザベラ!!

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