第十二話『これは運命(確信)』 ページ13
...あー、そうです夜が来ましたよ夜が(遠い目)。嫌な思い出しかないね、うん。
でも私には愛しの炭治郎がいる!!さぁ炭治郎私を守ってくれ...と思ったんだけど。
『うわ〜ん、炭治郎ー!!どこー!!私死んじゃうよー!!』
...なんともまぁ。結論、炭治郎とはぐれました。そして迷子。死亡フラグですね、ぴえん。
てゆーかまたぼっちで森の中かよ!!怖い!!泣くほど怖い!!そして私は直に死ぬ!!
なんとか炭治郎を探すも、全く彼には会えず。もうやだ私鬼に食われるわ...短い時間ありがとう炭治郎...。
『もう無理無理無理死ぬわ私今度こそ絶対死ぬ』
「俺鬼に食われて死ぬんだ絶対そうだよ無理無理俺には無理」
『「....、え??」』
ふと、隣から絶望的な声が聞こえて振り向けば、黄色いたんぽぽみたいな髪をした、服が泥だらけの少年と目が会った。
数十秒間たっぷりお互いに見つめ合って...私は確信したのだ。これは運命だと!!
そして、お互いに顔を輝かせて叫んだのだった。
『「君の名は.....!!!」』
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「俺さぁ、女に金貢がされて借金まみれでさ...そんで助けてくれるって言うから弟子になったら、鬼殺の剣士になれって...。Aちゃんは?」
『私ー?私はね、気が付いたら選別会場にいてここがどこかとかも知らなくて...今帰る場所無いんだよね』
「....、え?」
『私たち仲間だよねドン引きしないで』
運命を感じ、意気投合した相手は我妻善逸くん。なんとも凄まじい人生だ。可哀想に。
なんと、善逸くんも鬼が怖いらしい。え、めっちゃ同士やん。仲間やん。運命やん。
「てゆーか俺マジで死ぬわ無理だろ鬼と戦うとか。あ、Aちゃん一緒に自分のお墓作る??」
『いいね(?)!!私善逸くんのお隣でもいいなかな!!』
「え、何それAちゃん好き。結婚しよ??」
『えっ私と結婚してくれるの!?いいよ私達はお互いに永遠を誓い合った仲(?)じゃないか!!』
『「同士最高」』
私たちが、ずっと騒いでいたせいか。突然...草むらがガサガサっと音がして、お互いがお互いに抱き付いた時...また醜い鬼が姿を現したのだった。
「へっへっへ...美味そうなガキどもめ...ん?片方は稀血か...?こりゃぁいいご馳走だな」
「で...」
『で...』
「で?」
『「出たァァァァァァァ!!!!」』
第十三話『同士が怖いんだが』→←第十一話『呼吸を初めて知った』
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みるく - 藻さん» いつも楽しみに......!?ありがとうございますっ、感謝感激です!!ですね、もしかしたらそうかも......(( でも無惨様がラーメン食べてるとこ想像したら...笑 (2020年5月1日 22時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
藻(プロフ) - みるくさん» いつも更新楽しみにしてますよ!!下弦に探させたんですか………!!?ないのに……!?相変わらず人使い荒いですね…そんなとこも好きです、見つかんなかったから下弦解体しちゃったのか………? (2020年4月30日 21時) (レス) id: e085f6cc78 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 藻さん» そうです無惨様は悪くない(作者)!!本当にいつも読んでくださってありがとうございます、後日無惨様はらーめんとやらを下弦達に探させたとか何とか......。 (2020年4月30日 20時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
藻(プロフ) - ら、らーめんとはなんだ……!!!?…………そうか、大正時代にラーメンないですもんね!!無惨様は悪くない!! (2020年4月30日 20時) (レス) id: e085f6cc78 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - 藻さん» 分かってくださった方がいた(盛大なネタバレ)!!いや本当にありがとうございます、誰やねんこの人とか思われたらどうしようかと思ってました......。パワハラ会議ご本人様々じゃないですか...あかん......(下弦風)。 (2020年4月30日 19時) (レス) id: e3ab556303 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2020年3月31日 13時