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松本side
今LIVEのダンスの練習をしてるんだけど…
｢A？」
『…ふぅ』
｢A？」
『…ん？』
｢顔色悪いけど大丈夫？」
『昨日早く寝たはずなんだけどな…
でも全然大丈夫だよ』
｢なんかあったら声かけてよ？」
『…うん。ありがとう』
Aの大丈夫は大丈夫じゃない時。
ユニット曲のダンスを練習してるんだけど
やっぱり顔色悪い気がする。
翔さんは今取材でいないし。
俺とAと相葉さんのユニット曲
なんだけど。
さすがに天然の相葉さんも気づいたみたいで
相葉｢A？休む？」
『ううん。大丈夫だよ…』
相葉｢そっか」
Aは昔からしつこいのが嫌いだから
要件はぱぱっと話して同じことを何回も
言わないようにしてる
｢曲かけていい？」
相葉｢いいよっ！」
｢Aは？」
『あ、いいよ』
｢りょーかい」
そう言って音楽をかけ、
ダンスをしてる途中
Aが急に止まった
その瞬間バタンと倒れた
｢A！？相葉さん！救急車！」
相葉｢え！あ！うん！」
｢A！A！
翔さん…でて…！」
取材で出るか分からないけど
悩んでる暇はない。
電話をかける
櫻井｢…どうした？」
何コール目かで出た翔さん
｢Aが」
櫻井｢ん？」
｢……倒れた」
櫻井｢は？」
｢Aがダンスの練習中に倒れた」
櫻井｢今すぐ向かう」
そう言ってプチッと切られた電話
よく見るとすごい汗。
熱中症？でもこまめに水分補給はしてたし。
相葉｢呼んできた！すぐこっち来るっ」
｢ありがとうございます」
相葉｢熱中症？」
｢でもこまめに水分補給してたと思ったん
だけどな」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
｢翔さん、」
櫻井｢病院！どこ！？」
｢あ、 相葉さん病院どこですか？」
相葉｢翔ちゃん！？場所は○○病院！」
櫻井｢さんきゅ。病院に向かう」
またプチッと切られる電話。
隣を見ると心配そうにAをみつめ
汗を拭いてあげる相葉さんが居た
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作者名：りん | 作成日時：2020年5月6日 15時
