Sweet love (ページ16)

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○ 楽しい時間は過ぎていくページ16

大野side

あの日から君が泣くことはなくなった
むしろ笑顔が増えた

｢何かあったの？」

そう聞くと

『んふふ、ないしょー』
そう言って俺の肩に頭を乗っける

｢ないしょーってめっちゃ気になるじゃん(笑)」

『…聞く？』

｢いいの？」

『…翔くんと昔した約束を今もずっと
覚えてくれてたことが嬉しかったの』

そう言ったAはとても
キラキラとした笑顔で言うんだ。

｢へぇ、約束したんだ？」

『そう…

ずっと一緒に居ようねって。
私が居なくなっても』

空を見ながら言うA。

｢私が居なくなってもってどういうこと？」

『…寿命。』

｢は？」

『…私この先もずっと幸せでいれると思う？』

｢しょーくんがいるじゃん。
それに俺も、メンバーも。マネージャーも。
家族も。Aの周りにはたくさん
頼れる人がいる。
だからずっとずっと幸せな日々だよ？」

『そうだといいね…』

そう言って君はまた空を見上げる