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#13 ページ13

学校帰り。


今日はなんだかすっごく疲れた。


ジローは毎回起こしてくるし、話しかけてくる。



これはまあ最近の日常なんだけど、



そのせいで話しかけてくる人が増えてなんか怖い。



私は別に薄っぺらな人はいらないのに。



1人で考え込んでいると、背後から視線を感じる




気になって後ろを振り返ると、

電信柱に隠れて見てるジロー。



「見えてるんだけどジロー?」




「なっ、おれはたまたまだな。
前にお前がいたから、...

一緒に帰ろうと誘おうとか1ミリも... 」



「ウンウンわかった。一緒に帰ろうか。」


女の子慣れをしてないと三郎くんに聞かされてたけど、たまにほんとにびっくりする。




「さーっすが、童貞クソバカ男だなぁ、Aさんに迷惑かけてほんと兄弟なのが恥ずかしい。」




「テメェよくもAの前で言ってくれたなぁあ??このクソちび中坊が?」



「あ、三郎くん。三郎くんも学校帰り?」




話しかけて来たのは山田三兄弟の末っ子、三郎くん。




「はい!Aさんに会えるなんて、

ほんとに今日はいい日です。」




ニコッと天使の笑顔で私の腕に抱きつく三郎くん。



「ふふ。そんなこと言ってもらえると嬉しいな。」




私がさらさらの黒髪を撫でると頬を赤く染める。




「 ... ってめェてか、

なんでくっついてんだよ離れろこのクソちび。」



そんなジローをお構いなしに。




「Aさん。知り合いに紹介してもらった、

素敵なカフェがあるんですけど、

もし良かったら今から一緒に行きませんか??」

せっかくの三郎くんのお誘い


ちょうど今日はアルバイトおやすみだったし...



「うん。いいよ。」



綺麗なオッドアイの目が細く微笑む。



「よかった!じゃあ早速行きましょう。」



私の腕に手を回し突き進む


「おい。俺のこと無視んじゃねぇよ。」




ーーーーー

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pon(プロフ) - 最初の方の#2ページの気をつけますのとこが気おつけますになってるのがちょっと気になります… (2023年1月31日 18時) (レス) @page2 id: 62692fc6b2 (このIDを非表示/違反報告)
観原G佳(プロフ) - とても面白かったです!続きがどうなるのか見てみたいので、続編書いて欲しいです!m(_ _)m これからも頑張ってください! (2019年10月18日 19時) (レス) id: 9e096c4fd1 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます(><)私もどうなるかドキドキしながら書いてます!!これからもよんでいただいたらうれしいです!!よろしくお願いします(*´ч ` *) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 聖亜@麻天狼 division 推さん» 大変お待たせしてしまい申し訳ございません(;_;)これからはこまめに頑張りますね!!これからも応援の程よろしくお願いします! (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)
はるはる。(プロフ) - 朧流水斬さん» コメントありがとうございます!!これからもゆっくりになってしまうと思いますがたのしくかいていきたいとおもいます(><) (2018年12月8日 0時) (レス) id: 27f33b0843 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はるはる。 | 作成日時:2018年6月21日 0時

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