六つ子、買取りました【男主】

『騙しちゃった、』 ページ49

おそ松side

『あっそうだ！！もうここで渡しちゃうわ！

どうせ戻ったらいろいろ面倒なことになって渡す時間なくなるし』

そう言ってAは石屋で貰っていた袋を開けてその中から小袋を出して、俺達に一つずつ配った

おそ「なにこれ」

『開けたらわかる』

「早く開けたら？」と言われて言葉の通り開けて中身を確認する

おそ「え？」

中に入っていたのはブレスレットで俺はそれに目を見開いた

この世界で、主人から商品へのブレスレットの贈り物の意味は【一生所有物】

その贈り物に商品の拒否権などもちろん無いだから渡されたら終わりもう二度とオークションに出されない代わりにどんなに酷い扱いをしてくる主人でも離れることは出来ない

でも俺はそれが理由で目を見開いた訳じゃない、これを渡されているということは所詮俺らはAの所有物、【物】としてしか扱われてなかった、

そんなの…

おそ「A……」

そんなのって……

おそ「ありがとな！！スゲェ嬉しいよ！これでずっと一緒だな！」

ダメだ、商品の俺がなんでそんなこと思ってんだよ、みんな我慢してる何も言ってねぇのに俺がそんな事言っていいはず…

おそ「ありがとう…俺ら…ほんとに……、」

カラ「っ、」

チョロ「……」

一松「」

十四 ((ギュッ

トド「ぅぅ、」

『そっか、喜んでくれたなら俺もスゲェ嬉しいけど

まず俺の話聞いてくれね？』

おそ「え？」

『それは普通で考えたら主人が商品に送った場合【一生所有物】て意味になるけど、俺の場合は違う！！

これは俺とお前らの家族の証だ！俺はそのブレスレットを【一生俺の家族】て意味で贈る！

確かにこんなのこじつけだけど、俺はお前らにホントの家族になって欲しいからだからその…、証みたいの…作りたくって…』

なんだそれ…

おそ「なんだよそれ！！

ビックリさせんじゃねーよ！！バカ！！

俺結局物としてしか思われてなかったんだって思ってスゲェ悲しかったんだぞ！！ふざけんなよマジ！」

あー、クソッ涙出てきた

((ギュッ

『ほんとゴメン

つーか、俺がお前らのこともの扱いするわけねーじゃん

バカ』


ほんと騙されよ、


『これでほんとに家族だからな！』

続編について！→←『クソジジイ☆』店主「クソガキ☆」

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