六つ子、買取りました【男主】

十四「僕の家族は僕が、」 ページ46

十四松side

トド「十四松兄さん！！待って！どこ行くの！」

十四「トド松！！お願い今だけでいいから

だから僕の言うこと聞いて、ね？」

ギュッとして背中をポンポンとする

十四「大丈夫だよ、

Aはさっきいたお店の近くにいるはずだから！じゃあね！」

トド松をゆっくり箱の中に入れる

十四(ごめんね、トド松

ちゃんとAや兄さんたちのところに帰るんだよ？)

そう思いながらネクタイを締めて直して追いかけてきた男達の前に出た

男「居たぞ！追え！！」

((ダッ

走ってひたすら走ってトド松の入る路地裏から離れる

十四(ここからどうしようっ…)

そう思った途端足に何かが引っかかった、いや、引っ掛けられたの間違い

((ドサッ

十四「っ！」

男「おとなしく捕まってくれよ？

傷物にはしたくねーんだ」

ほんとにどうしよう……

ーーーーーーーーー
カフェ

トド「Aっ！！」

『えっ！トド松？！あれ、十四松は？！』

トド「十四松兄さんが！人攫いにっ…」

チョロ 一「「？！」」

チョロ「トド松 落ち着いて、

十四松とは何処で別れたかわかるか？」

トド「ここから少し離れた、路地裏…三本目のところ…」

一「…チョロ松もここいなよ、」

チョロ「いや、弟だけで行かせるとかないから、

Aトド松お願い、 あとちょっと暴れちゃうかも」

『……いいよ、存分に暴れてこい

ただし10分だけな、』

一「余裕、」

((ダッ

ーーーーーーーーー
十四松side

十四「うぐっ！」

男1「おい、あんまやり過ぎんなよ、売り物に何ねーだろうが」

十四「ゔぅ…ゲホゲホッ」

痛いほんとに捕まっちゃう…トド松だけじゃなくてみんなに「じゃあね、」って言いたかったなぁ

男達に腕を掴まれて縛られそうになると後ろの方にいた男達が次々と倒れていった

十四「えっ…？」

一「俺の弟にっ、何してんだあぁぁっ！」

突然現れた一松兄さんとチョロ松兄さん

一松兄さんはだいぶキレてるしチョロ松兄さんも怒ってるみたい

二人は次々と男達を倒していった

チョロ「ハァハァ…」

十四「チョロ松兄さん…一松兄さん…」

一「十四松！！」

十四「ひゃいっ！」

一「怪我は！」

十四「なっ無いっす！」

一「ホント？」

十四「……((ポロっ

うっ、ウワァァァン！！怖かったよぉぉ！！」

一「……お疲れ、」

チョロ「どうせ怪我してるだろうし、Aのところ戻ったら手当してもらお？」

僕は泣きながら頷いて二人と手を繋いでAの所に戻った

『みんな先行ってな？』→←『ほらおまえら！散らばれー！！』

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