『空っぽなんかじゃない!!』 ページ37
Aside
鍵のかかる音がした瞬間、一瞬気が緩み力が抜けてしまいカラ松に蹴り飛ばされる
『っ…!
いってー、力強くね?』
カラ「俺は…俺は、空っぽなんかじゃないんだ…、空っぽには成りたくない…!
捨てられたくない…みんなとずっと一緒に…いたいから…空っぽだと捨てられて…みんなと入れなくなっちまう…から…」
『…お前何言ってんだよ、いつの話だそれ』
カラ「空っぽだと捨てられる…!でも俺にはちゃんと血が流れてて、空っぽなんかじゃ…」
またそれか、
『カラ松、お前は空っぽなんかじゃねーよ』
カラ「なんでそう言い切れんだよ!!アンタだって俺に何があるとかなんてわかんねーだろうが!!」
『わかんねーよ!そんなもん!!
わかってたまるかコンチクショォォ!!!
わかりたくもねーよ!バーカ!』
カラ「?!」
『自分に血が流れてるかどうか?んなもん流れてるに決まってんだろバーカ!
じゃなきゃ死んでるはボケ!!
だいたいな、空っぽな人間なんていねーんだよ!それにお前は兄弟がいんだろ!アイツがいるのにまだ空っぽとか言ってんの?!
そんなん馬鹿としか言いようねーじゃん!』
俺はカラ松を押し倒してまたがり胸ぐらをつかむ
『いいか!カラ松!!お前に聞く!!
お前にとって兄弟はどんな存在だ!答えろ!』
カラ「っ、」
『お前はアイツらのこと愛してんだろ?!だったら空っぽじゃねーじゃん!むしろぎゅうぎゅうに詰まってんじゃん!!みんなと一緒に居たいのはお前に心があるからだろ!
アイツらがいる限りお前がほんとに空っぽになることなんてねーし、お前の前からあの5人がいなくなることなんてねぇ!!そんなこと俺がさせねぇ!
だから安心しろカラ松!前言っただろ!お前は男の中の漢だって!
カラ松のカラは空っぽの「空」じゃねぇ!「漢」って書いてカラ松なんだよ!!だからシャキッとしろ!カラ松!!』
カラ「……マスター、ありがとう…
そうだったな、俺は男の中の漢…
でも、」
うつむいていた顔がゆっくりと上がりカラ松の瞳に俺が映る
カラ「今日だけ、泣いてもいいか…?」
『!!
……あぁ、俺の胸ならいくらでも貸してやるよ、』
ーーーーーー
やっほいグダグダだぜ!!
途中九条くん言ってること恥ずかしいよね、ただの黒歴史だよねwww
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星丸(プロフ) - 今日初めてここまで読んでめちゃくちゃ面白かったんでイラストいいですか?あ、要らなかったらそれでいいんで、ただの自己満で描きてぇえ!ってだけなんで! (2022年8月7日 23時) (レス) @page43 id: 46a1857b34 (このIDを非表示/違反報告)
哲弥 - 22話の「危なくなることはないよ」が「危ないくなることはないよ」なってますよ。 (2019年7月7日 21時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
死神闇 - チョロ「悪魔!」魔悪(名前逆から読んだら悪魔だしなんとも言えん…………) (2016年8月17日 21時) (レス) id: 75d93086f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅキモ - 自分メアリーさんと同じ誕生日だw これからも頑張ってください! (2016年4月29日 8時) (レス) id: b14a3caaff (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - さがミンさん» 大丈夫ありがとうございます!! (2016年2月14日 21時) (レス) id: 20b9faf792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio* | 作者ホームページ:http://id4.fm-p.jp/569/Yun7148/
作成日時:2015年12月21日 17時