トド「バラのアーチ」 ページ26
トド松side
久しぶりに外で駆け回った
幼い頃から商品として売られていて自由なんてなかったから無性に楽しくて仕方がなかった
ろくに外で遊んだりしたことなかったから全力で走った
トド「アハハっ!十四松兄さん!!こっちだよ!!」
十四「待ってー!!アハハ、」
トド「あっ、あれ…」
僕の目に付いたのは真っ赤なバラで出来たアーチ、僕はそのアーチがどこに続いてる少し気にった
トド「…十四松兄さん!あのアーチの先に行ってみない?」
十四「うん!いいよ!」
そして僕と十四松兄さんはバラのアーチに向かって、いざ入ろうとした
((ガシッ
トド 十四「「うわっ!!」」
『悪いな二人とも、そっから先は立ち入り禁止だ、
ごめんな、おそ松達のいるところで遊んでくれ』
そう言って飼い主は僕らの服を引っ張りながらおそ松兄さん達のところに連れていかれた
『ごめん、あそこはダメなんだ…』
その時はもうそれで終わった
ーーーーーー
夜
トド「……眠れない、」
そう思って布団から出て部屋の隅に行き座っているとだんだん眠くなってきてウトウトしていると毛布をかけられた
トド「んっ、あれ?十四松兄さん?」
十四「風邪ひーちゃうよ!」
トド「ありがと、十四松兄さん
僕ちょっと眠れなかったんだけど…」
十四「だったら、お外行こ!
あの人いつでも行っていいって言ってたよ!」
トド「……」
最初はどうかと思ったけど十四松兄さんの期待した目に負けて一緒に庭に行く事にした
そしてドアを開けた途端、バラのアーチをくぐって行く飼い主が見えた……
トド「十四松兄さん、ついて行こう」
十四「えっ?でも…」
トド「大丈夫だよ、行こう」
アイツがアーチの向こうに何を隠しているのか気になった
そして僕らはバラのアーチをくぐった
そのアーチの先はとても綺麗なバラで埋め尽くされた小さな庭でその真ん中には温室があった
そして僕らは興味本位で温室に入った
その温室の中は見なこともない花で埋め尽くされてて真ん中にテーブルと椅子が置かれていて飼い主はそこに座って伏せるように眠っていた
しかも、涙を流して
トド「え?」
十四「バラ園と温室の秘密」→←カラ「綺麗な庭だぜ…((キラン」トド「いたたたたたっ!!」
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星丸(プロフ) - 今日初めてここまで読んでめちゃくちゃ面白かったんでイラストいいですか?あ、要らなかったらそれでいいんで、ただの自己満で描きてぇえ!ってだけなんで! (2022年8月7日 23時) (レス) @page43 id: 46a1857b34 (このIDを非表示/違反報告)
哲弥 - 22話の「危なくなることはないよ」が「危ないくなることはないよ」なってますよ。 (2019年7月7日 21時) (レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
死神闇 - チョロ「悪魔!」魔悪(名前逆から読んだら悪魔だしなんとも言えん…………) (2016年8月17日 21時) (レス) id: 75d93086f0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカヅキモ - 自分メアリーさんと同じ誕生日だw これからも頑張ってください! (2016年4月29日 8時) (レス) id: b14a3caaff (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - さがミンさん» 大丈夫ありがとうございます!! (2016年2月14日 21時) (レス) id: 20b9faf792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rio* | 作者ホームページ:http://id4.fm-p.jp/569/Yun7148/
作成日時:2015年12月21日 17時