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早く生物委員会の人を見つけてジュンコちゃんを手渡さなくては、と霞は急いで走る。
しかし生物委員だからと言って下級生に渡すのはどうなのだろうか。
「三年生の伊賀崎孫平…って言っていたはず」
これを飼い主に渡すのが一番良いだろうと考えた霞は、ジュンコちゃんが見つかったことを叫びながら孫兵を探す。
「ジュンコちゃん見つかりましたよ〜！」
その声で、一緒に探していた生物委員会の下級生たちが霞に笑顔で寄ってくる。
「ジュンコ、見つかったんですか？」
「一体どこにいたんでしょうか……」
一平と孫次郎がそう話す。
「どうやら落とし穴の中で過ごしていたようですね」
霞も優しく微笑んで対応する。
「オレ伊賀崎先輩探してきます！いがさきせんぱぁ〜い！」
そういって走っていってしまったのは一年は組の虎若。
霞は慌ててジュンコを預けようとするが、虎若はそれよりも早く行ってしまった。
「うぅ、蛇の扱いには慣れていないんですよね…」
「そうなんですか？僕、生物委員会以外の人がそうやってジュンコと触れ合ってるの初めて見ますよ！」
三治郎が笑ってそう言った。
確かに、毒蛇であるジュンコを躊躇なく穴から運び、ここまでやってきた霞は凄いかもしれない。
「あぁ……あれですね。私、出身がかなり田舎ですので」
「へぇ〜！なるほど！」
ひたすらなんともない会話をして、虎若が来るのを待つ一行だった。
.
「ありがとうございます！！ジュンコ〜、探したんだぞ〜！」
「ふふ、目を離さないであげてくださいね」
伊賀崎孫兵にジュンコを渡し、解散した頃にはもうすでに空は真っ暗であった。
霞は夜風にあたって考え事をしていた。
何かを忘れているような…
「わぁ！吉野先生のお手伝い！」
霞も吉野先生も、その夜は眠れなかったという。
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げんぢ(プロフ) - こよかさん» お忙しい中返信ありがとうございます!そうなんですか!とっても楽しみです~!😢♡無理なさらず主さんのペースで更新していただければうれしいです🙌🏻 (2023年1月23日 6時) (
レス) id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
こよか(プロフ) - ひかるげんぢさん» ありがとうございます〜！！思ったより忙しくて中々更新できてませんが、そろそろ続きを書こうと思ってますのでぜひぜひ！🥰 (2023年1月23日 4時) (レス) id: ff286fcc14 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるげんぢ(プロフ) - すっごく内容がどタイプでした!続き楽しみに待ってます( ˊᵕˋ* )♩ (2023年1月17日 23時) (レス) @page19 id: c90bc7c72b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよか | 作成日時：2022年11月7日 1時
