大好きな彼、大切だから。【あほの坂田】

悪阻と異変 ページ6

youside

手を繋ぎながらショッピングモールを優と2人で散策する

「お腹すいたなぁ…」
優「ん、なんか食べる？」
「あ、聞こえてた？」
優「バッチリ聞こえてた」
「ふふっ…wなんか食べよ！」

それからフードコートに行ってみたものの…

(悪阻の事忘れてた…)

フードコートには食べ物屋さんが沢山。ということは色んな食べ物の匂いが充満している。どんどん気持ち悪くなっていくのが分かった

「……っ」
優「大丈夫？どうした？」
「やっぱりごはんは家帰ってからでいいや！行こ！！！！」
優「えっ！？A！？！？！？」

耐えきれなくなった私は何か言ってる優は無視して強引に手を引きながらフードコートを後にした


sakataside

なんかAの様子が変…？フードコートに来た瞬間に顔をしかめて辛そうな顔になる。

具合悪いんかな…

俺の手を引いてどんどん進んでいくAを見つめながらただひたすらに歩く。

「なあ本当に大丈夫なん？」
A「だ、大丈夫…！」
「大丈夫じゃないやろ。何年一緒に居ると思ってんねん。俺だってそんなに鈍感ちゃうわ」
A 「実は朝からあんまり体調良くなかったんだよねw」
「ほら、帰るぞ」
A「うん、」

俺は何かおかしいと思った。何か隠し事してる…？すごく気になる。でもAから言ってくれるまで待つことにした。信じてるから。

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