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ちゃんと言葉のキャッチボールが
出来る当たり特級だろう。

姦姦蛇螺(かんかんだら)の時とは比べ物にならないくらい禍々しい。


「もしかして、君が夏油の言ってた黒澤A?」

『!...どうして..傑くんを..。』


傑くんはあの時死んだ。

私の目の前で。


「夏油のこと、大切だったんだ。」

優しく愛おしそうな物を見つめるような
目をしてるのに憎悪、嫌悪にも似た雰囲気が漂い
頭がバグを起こしそうだ。


『当たり前でしょ。』


キッと睨むとおどけたように笑い、
何処までも腹が立つ。


「まぁ、今日はたまたまここに用があってきたけど、特級呪術師も居るしまた日を改めるよ。」

そう言って、ドロドロに液状化し排水溝へ消えていった。


『気持ち悪!!!』

「高菜!!(A!!)」



遠くから棘くんの声が聞こえ、
声の方向を向くと疲れ気味の棘くん。


今日ずっと走ってるもんね。


『走らせちゃってごめんね。』

「ツナツナ。(強い呪力を感じた。)」

『逃げられちゃった。ま、そのうちまた出てくるでしょ。』


スマホを手に取り伊地知さんへ連絡を入れた。


『私は拐われた子供たちを、棘くんはコナンくんたちを呼んできて。』

「ツナ。(うん。)」

記憶→←継ぎ接ぎの呪霊



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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時

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