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知らない名前を言われて
混乱する。
『..しらない..。』
「そうか..こっちへおいで。」
なんだか、このお兄さんだけは、
この村の気配たちとは違う気がした。
お兄ちゃんと同じ
優しさを感じた。
『..いつきくんは、どうしてここに..?』
「色々あって、閉じ込められちゃったんだ。」
優しい目で笑いかけてくれる、
お兄ちゃんやヒロくんと同じ目だ。
安心したのか、
私は一気に眠気に襲われ、
ウトウトし始める。
「眠かったら、寝て大丈夫だよ。
樹月お兄さんに頭を撫でられ、
私は夢の中へ。
・
・
『ッ...んっ..こ、こは..?』
目を覚ますと、先程の蔵とは違い、
真っ暗闇の外だった。
『えっ...。いやっ..なんで...。』
動けず辺りを見渡すと、何もなかった。
いや、あるにはあるが、
すぐ真横に大きな穴、
私自身には縄が結ばれている。
そして、黒いナニかが、ゆらゆら揺らめいていた。
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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年7月17日 22時