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巨匠side
歩き始めてしばらくして、
Aの態度はつっけんどんになる。
なんでわざわざ、なんて聞いたり
そしてついには、無口に歩き出した。
ついに呆れられたのか。
少し後悔した。
でも、あのまま出来た人を続けるのも無理だ。
そんなことを考えながら歩いて、
マンションの前まで来た。
A「私の家、ここです。ありがとうございました。」
お辞儀をして、振り向き、ドアへ向かう彼女の腕に
おそらく初めて触れた。
そのまま勢いで、唇を奪う。
甘い女のそれ。
見開いたAの目。
小さく
じゃあね
と呟いて
振り向くと
待って、と
かすかな力で腕を掴まれた。
A「今の、何ですか。」
巨匠「ごめん。忘れて。」
A「忘れられるわけ無いじゃない！何なの！？」
叫ぶように言った彼女。
俺もたかが外れた。
巨匠「Aちゃんのこと、好きだった。
でももう、忘れる。ごめん。」
A「あなたは忘れても、こっちは忘れられないよ、、私、あなたのことすごく好きなのに。」
Aが呟く。
「あなたのことが好きなの。」
巨匠「俺、もう、Aの期待するような先輩にはなれないけど、それでも？」
A「ハナからそんなの求めてない。」
その言葉を聞いて、もう、
理想の先輩としての理性はなくなった。
周りのことも気にせず、Aの唇を塞ぐ。
今度はA抵抗していない。
そして、離れたら、
Aが耳元で呟いた。
「明日、休みなの。」
ああ、こんなにも大人だったとは。
少し驚いて
長い1日はまだ続く。
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沙英(プロフ) - かかお豆さん» ご指摘ありがとうございます。 (2016年8月7日 10時) (
レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
かかお豆(プロフ) - 実在する人物･団体を取り扱う作品は、例えストーリーがオリジナルでも二次創作に含まれます。ですので、オリジナルフラグは外しましょう。 (2016年8月7日 3時) (レス) id: 7337257517 (このIDを非表示/違反報告)
沙英(プロフ) - 凛さん» 了解です！ (2016年8月2日 14時) (レス) id: 5b87eb1349 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - はじめまして(^^)vGENちゃん可愛いですね!KEYTALKも大好きなので書いて欲しいです！ (2016年8月2日 14時) (レス) id: f24d1d5617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙英 | 作成日時：2016年8月2日 8時
