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聞きなれた君の曲を口ずさみながら歩く
さっきまで君のためにペンライトを握っていた手は
気づけば君に向かって手を伸ばしてた
スポットライトに照らされる君
どうしようもなく大好きで
息を飲むことしかできず戸惑う
どうせこの恋は無理なんだって知ってる
なら最初からこの恋は諦めよう
君の幸せを願おう
「これでいい」
って声に出し自分に言い聞かせる
でも矛盾でしかないけど、切ない目で君を見つめる私
何かの手違いでもいいから
私が君の運命の人にならないかな
これ以上有名に、遠い存在にならないで、私を好きになって
こんな声届くはずもないけど
待ってよ、リアコの私を見てよって叫んだ
泣きながら叫んだ
待ってって叫んだ
でも君は止まらない
「ねぇ、待って！」
君との数えきれない一方的な思い出を抱え
君を想い続ける
天邪鬼な、
私と結ばれてって想いと共に ―
続く (更新停止中)
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作者名：彩 | 作成日時：2022年6月7日 19時
