可愛い？ ページ24
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「 お母さーんっ！これへんじゃない？！ 」
母「 もぉ、何回目よ。笑 大丈夫、変じゃないわよ〜。 」
今日は待ちに待った夏祭り。
北人くんに、浴衣着てきてね、と突然言われたもので
当日の今日、ものすごくバタバタしてしまう。
髪型も決めてなく、今さっき急いで調べて決めた。
昔に着ていた浴衣がまだ着れてよかった…
そう思いながら、家を出る。
集合場所に行くまでに、ものすごい人の数で
みんな夏祭りに行くんだろうなぁ、と思った。
夏祭りの近くの公園で待ち合わせする、と言っていたので
その指定先の公園へ行ってみると…
女1「 え、吉野くん？！ 」
女2「 本物だぁ♡ 」
北人「 あはは〜… 」
女3「 まこっちゃんって浴衣とか着るんだね！ 」
慎「 … 」
女4「 樹く〜ん、うちらと一緒に夏祭り行こぉよ♡ 」
イケメン三人組の周りには、大人数の女子で溢れかえっていた。
あそこに、「 おまたせ！ 」なんて言っていけるわけがないよ！
頭の中で、馬鹿な脳みそをフル回転させて考えるものの
答えが出てこなかった。
樹「 あ、はーちゃん。 」
北人「 嘘！どこ？！ 」
慎「 助けて… 」
こういうときに限って、藤原くんは私を見つけるのが早い…
三人の視線を追うようにして女子の視線もこちらへ向く。
その視線は針を刺されたかのような痛さで
北人くんは私のところへ走ってきて、「 さっ、行こ！ 」と目をキラキラ輝かせる。
女1「 は？あの女誰？ 」
女2「 もぉ、いいよ。行こ。 」
女3「 ちっ、覚えてろよ。 」
私を睨みつけながらそう言い残していった女子たち。
北人くんは、「 …怖いねぇ。笑 」と苦笑いをしつつも、その子たちを嫌いになろうとしない。
そういうとこすごいなぁ…
北人「 よし！行こうか！ 」
慎「 腹減った。りんご飴。 」
ふたりは先陣を切って歩いてくれる。
私と藤原くんはふたりの後ろをついて歩く。
隣の藤原くんは浴衣が似合いすぎて、心臓がさっきから速い…
私が見つめているのに気づいた藤原くんはこっちを見て、ぼそっと呟く。
樹「 っ、可愛すぎるから。 」
ドキッ、と心臓の鼓動がバクバクと波打つ。
え、今の聞き間違えじゃないよね…
その一言で、私は地面から足が離れそうだった。
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杜若(プロフ) - れもんさんのアソビゴコロという作品に似てますがこの作品はこの作品で楽しませていただいてます！ (2019年9月17日 6時) (
レス) id: 2722c7dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ほんとにありがとうございます！！来夢さんのペースで待ってます！！ほんとにありがとうございます！！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» 了解しました！ぼちぼち落ち着いたら書かせてもらいますね(><) (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - コメントレスありがとうございます！！わー！考えて貰えて嬉しいです！私Twitterやってないのでこっちで書いて貰えると嬉しいです！ほんとわがままですみませんっ！次もほんとに楽しみにしてます！！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 9ac46dce77 (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - りんさん» ありがとうございます(><)わわわ、ぜひ書かせてくださいッ！Twitterにでもひっそり書きたいと思いますね！次回作でもよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年8月14日 23時) (レス) id: 5e5a40dc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸 | 作成日時：2019年4月27日 18時
