第33話 ページ37
♡♡
ろふまおシーズン2が始まった。
彼らは日本テレビに出演して、そろそろ新曲も発表される。
シーズン2という言葉にいつか来る終わりを感じ、
少し寂しい気持ちになる。
そして、今日は撮影日である。
6本連続の撮影では無いが、気を引き締めよう。
ガチャとドアを開けてスタジオに入った。
まだ誰も居ないこの静かな時間が好きである。
この間にスケジュール、道具の確認をする。
「Aちゃーん!」
「おはようございます〜!」
『不破さん、おはようございます。』
私は返事と同時に、スケ帳を閉じた。
不破さんは先日放送されたテレビの話を振ってきた。
勿論見ているし録画もした。
『どんどん大きくなっていきますね…』
「もっと大きくなるよ〜。」
ニコニコとそう言われた。
彼らの頑張りを知っているからこそ嬉しいな。
『いつかライブで見れるの期待してます。』
「そん時はファンサしちゃうよ〜?」
『嬉しいです…ふふっ。』
どんなファンサをしてくれるのだろうか？
そもそも私、ステージ見れるか分からないのに笑
「…ガチで頑張る。」
不破さんは何か決心したようだった。
でも、本当にライブで歌を歌う姿を見れたら感動して、
泣いてしまうかもしれない。
…いつかそんな日が来たら良いな。
「おはようございます。」
続々と集まってく中、
私は今日の企画に対して密かにワクワクしている。
企画は【急な呼び出しでも来てくれる人望があるのは誰!?】で、人間力テストらしい。
私はろふまお4人の方しか関わりがないが、
今日は他の方を見れるかもしれないのだ。
「撮影はじめます。」
声がかかり、皆が立ち位置に着いた。
「さぁ、始まりました。」
「今回からシーズン2になったということで。」
ぱちぱちと拍手が起こるが、
”何が変わったのか分からない”と言う不破さん。
「OPが変わって…。」
OPだけではなく、エンディングテーマも変わった。
「パネル。。。作ってもらいました。」
実はこのパネルは私が作ったのだ。
私はドキドキと褒められるのを待つ。
「掲げられる…。」
と剣持さんから不破さん、甲斐田さんに渡っていくパネルを私は目で追う。
だが、パネルは加賀美さんに戻っていった。
あれ〜？なにこの微妙な雰囲気…。
「という事で!!」
「新たな気持ちで!!やっていきましょう!!」
ポイッとパネルが捨てられた！！！
あぁ〜!私が一生懸命、5分で作ったのに!
♡♡
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エス兎(プロフ) - 蜜柑缶詰さん» 遅すぎる返信お許しください。優しいコメント本当にありがとうございます。神作品だなんて言ってくださって本当に嬉しいです。頑張ります🙇 (5月18日 0時) (
レス) @page50 id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑缶詰 - 初コメです！急すぎますが、本当に好きです！！無理のないように更新頑張ってください！応援してます！！！こんな神作品を書いてくださってありがとうございます！！！ (2023年4月3日 20時) (レス) id: 45c5ef30c9 (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - 或さん» コメント有難うございます✨神作品と言って頂き本当に本当に嬉しいです🙇😭これからも頑張ります…！有難うございます！ (2023年2月21日 23時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
或 - 控えめに言って神作品です。 (2023年2月21日 22時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
エス兎(プロフ) - ここさん» ここさん😭♡コメント有難うございます🙇嬉しいことばかり言って下さり本当に有難うございます…🥹✨頑張ります♡ (2023年2月4日 22時) (レス) id: 8b412c03e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エス兎 | 作成日時：2023年1月8日 23時
