【rfmo】カレラといる場所はカレラと築いていく【2j3j】

第17話 ページ18

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「調節感謝なんだけど、俺このままいくわ。」
「マネさんだって頑張ってるし…」

「俺も頑張るから。」
『分かりました、頑張りましょう。』


きっと沢山考えてくれたんだろう。
紙の書き込みから色んな努力が伝わってくる。

考えてくれた調節でいきたい気持ちも山々だが、俺は頑張ることを決めた。隣に座っている彼女と共に。




「…Aちゃん。」
『…………え？私の名前？』

急に下の名前はやばかっただろうか。
名前を、呼びたいって思ってしまった。

「やっぱだめかな？」
『ダメじゃないですけど…、みんなの前ではあまり…。』
「2人の時だけ、そうだね、そうするわ。」


俺はまた名前を繰り返す。
なんですか？と笑いながら言ってくる彼女との会話は案外、いや楽しかった。






30分後、社長がやってきた。

『おはようございます、加賀美さん。』
「おはようございます、今日もお早いですね。」

『あの、加賀美さん今日お話があります。』
「私も丁度貴方に用事があります。」


2人の話を盗み聞きして、なんだかモヤモヤする。
なんかAちゃん、ニコニコして嬉しそうにしてない？



「おはようございます。」
「おはようございます！」

もちさんと甲斐田が来たところで、撮影の準備が始まる。





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今日は書道で大喜利と俺を癒す企画等で、連続撮影だった。

連続撮影はマジで疲れたけど、
Aちゃんが”お疲れ様です、面白かったです。”
と言ってくれたし次も頑張ろ。




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『次は夜景撮影とサファリパークに行きます。』

「まじか！！」
「サファリパーク！」

考えた調節じゃなくて本当に良かったのかな。
書類に目を通すと、やっぱり彼らのスケジュールはパンパンで私なら辛くて泣いてしまう。

不破さんの顔をチラッと見る。
サファリパーク！と言って目をキラキラさせていて、思わず笑ってしまった。


『…楽しみですねっ』

「そりゃーね？」
「ちょっと頑張ったら休みだし頑張るか！」



私は今まで何とも思っていなかった彼らに対して、
カッコイイって思った。




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