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「あぁぁぁ、疲れたー」
一日中講義が詰まってて、やっと最後の授業が終わった頃には私の体力は限界を迎えていた。
jm「ダヒや、ご飯いこう」
いつものように隣の席にいるジェミンは、授業が終わったのが嬉しいのか、ご機嫌。
すごくお腹が空いていたから、
「いいよ。」
と返事をして、ご飯に行くことになった。
ー
これとこれをお願いします、とすぐに注文を済ませてくれる。
メニュを下げてくれる店員さんに微笑みながら、
jm「ありがとうございます」
と言うと、その女の子は顔を赤くして早歩きで言ってしまった。
私はそれを見て
「ジェミナ、モテるでしょ。」
と思わずいってしまった。
jm「んー、」
と私を見つめながら笑って、
jm「そうでもないよ？」
って言ってるけど絶対これはモテてる。
jm「ダヒは可愛いからモテるでしょ？」
私のお皿に料理を取り分けながら、上目遣いで聞いてくる。
顔が赤くなるのを感じ、見ていられなくて、視線を外に映す。
「全然。私はないよそういうの。
それより、あなたはサークルの先輩といい感じじゃない？」
あの美人の先輩。
よく話しかけられてるし、仲が良さそう。
jm「いや、僕は好きじゃないよ。」
顔色変えずにそう言った。
キッパリと言いきってしまうところがジェミンらしい。
jm「な〜に、嫉妬したの？」
ニヤニヤしながら聞いてくるけど、嫉妬？
嫉妬したのかなぁ、嫉妬ってジェラシーってことでしょ？
さみしいとは感じたけどそれが嫉妬なのかわからない。
「どうだろうねぇ」
jm「あ！ごまかしたっ！」
料理を食べながら、ふと、ジェミンに彼女ができたらって考える。
そしたらきっと、一緒に大学にも行けないし隣に座ることも、こうやってご飯を食べることもないんだろうな。
やっぱり、さみしい。
ー
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作者名：Sabi Wabi | 作成日時：2021年11月6日 14時
