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ページ25

それから、ジャージに着替えて職員室の天ちゃん先生の所へ向かった。…が


「…そんな部費はありません」


そりゃそうだ。
そんな部費があるなら、まず屋内プールでも借りに行くだろう。


「それじゃあ太っ腹の顧問の先生がお金を出してくれるとかはどうですか?」

「太くありません! それにそんな都合のいい話はテレビやマンガの中だけの話です。
イギリスの劇作家 バーナード・ショーの名言にもあります。 "私が最も影響を受けた本は何か…それは預金通帳だ"」







___「でも行きたいなぁ、皆で無人島。
部費がダメなら自分たちのお金で行けないかな?」



夕方、皆でアイスを食べながら歩いていた…が、1年生組は合宿に行くことを諦めきれないらしく

あれやこれやと作戦を考えていた。


「そんな余裕はありません。
自腹で揃いのジャージも作ったし、非ブーメラン型の水着も買ったし…」

「俺も買った」

「僕も僕も」


怜の言葉に俺も俺も、と賛同する2人。
水着を持ってない怜ならまだしも…


「怜君はともかく、全員新しい水着買う必要なかったでしょ」

「特に遙。持ってるの全部似たようなものだし」


そう言いながら…ちら、と遙を見詰めれば
"うぐ、"と言葉をつまらせ…


「締め付けが微妙に違う…」


と、どこか不服そうに言った。
締め付けは確かに少しは大事かもしれないけど。

そう何枚も同じ水着は必要ないでしょって話。




「残念だけど計画倒れかぁ…」

「いや、俺が何とかする。お金をかけずに行ける方法考えてみるよ」

「おぉ〜! マコちゃんがやる気に!」

「部長頼もしい!!」



…と、真琴が言ったため、私たちはそのまま帰らず真琴の家に行くことになった。

家の前で私たち5人は待っている中、家の中からは真琴と弟妹の声が聞こえてくる。




「…何とかするって、野宿?
それに島までの船代はどうするの…」

「やっぱりヒッチハイクかな?」

「海の上じゃ車もトラックも走ってない」


…島までの船代か。
と、考えていると…怜は隅にあるお墓を発見した。


「あ、これは…?」

「金魚の墓だ。真琴が昔飼ってた」


「そう言えばマコちゃん昔飼ってたよね。今でもここにあったんだ…」


真琴が昔飼ってた金魚。
…思い出して懐かしくなり、渚に続いて私も隣に座り込み、片手で御参りをした。



___真琴はちゃんと元気だよ。

・→←4章~試練のオープンウォーター!~



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作者名:瀬名。 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/S_eN_a_0_  
作成日時:2018年8月24日 1時

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