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2章~理論のドルフィンキック!~ ページ11

__合同練習当日



「やっぱりいいな〜屋内プール」

「やぁ、よく来てくれたね」


遙達は水着に着替え軽く準備運動していると、鮫柄の水泳部部長さん…"御子柴清十郎"が挨拶に来た。


「今日は、よろしくお願いします」

「あぁ、……君七瀬君だろ? 小学校時代県の大会で何度が優勝してるよね。君は覚えてないかもしれないけ___」

「あれ…? 松岡先輩、どうかしたんですか?」

「別に」


遙に話し続ける御子柴さんの話を聞き流しつつその後ろを見れば、凛が居て…江ちゃんと渚はそちらに向かった。


「凛ちゃーん! また一緒に泳げるね、今日はよろしくね」

「一緒に? ハッ、お前達じゃ相手になんねぇ…」

「お兄ちゃん…」



そう言って、凛はプールサイドから出ていった。
…のを、見過ごせなくて追いかける。


その後ろでは仮入部の"竜ヶ崎怜"が

「何なんですか、アレ」

…と真琴に声をかけていたが、

「まぁ、色々あってね」

と、適当にはぐらかしていた。



「凛」

「…A」


扉から出て少ししたところを歩いている凛に声をかければ、立ち止まって振り返る彼。

傍まで駆け寄れば、呆れたような顔つきで私を見た。



「お前まで水泳部入ってんのかよ」

「…気が向いただけ。
1発ぶん殴りたいから」

「相変わらずの馬鹿だな」


どうしても、記憶に残るのは幼かった凛の姿で。
こんなに歪んだ性格じゃない、純粋な凛を期待してしまって。

こうやって話し掛けても昔みたいに話せる、なんて考えが浅はかだった。



「凛…やっぱり、変わった」

「は?」



すれ違いでどんどん深くなるその溝を…私達はどうやって埋めていけばいいのだろうか。


…今はまだ、模索中だ。



「A〜! そろそろ始まるよ!」

「…はーい」



真琴に呼び掛けられ、そこから立ち去った。

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作者名:瀬名。 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/S_eN_a_0_  
作成日時:2018年8月24日 1時

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