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カフェテリアでの話(2) 〜アサside〜[18] ページ21

「こんにちは。」

私は微笑んで声をかけた。

黒木君が私を振り返る。

「あっ、君はさっき、カフェテリアの前にいたよね?どうしたの?」

黒木君は、きっと私の顔を覚えてない。

私は、若武に向かって微笑んだ。

きっと、『天使の微笑』って言ってもいいくらい、最高に微笑めたと思う。

若武が、私を見る。

「あっ!」

やっと気付いたみたい…。

「真田麻美です。
アヤちゃん、初めまして。黒木君、上杉君、小塚君、久しぶり。そして_____。」

若武を見て、思わずニヤッとしてしまった。

身をすくめる若武。

「やっと気付いたの?臣ちゃん!」

若武以外の皆が、大爆笑した。

「お、臣ちゃん…!」

「あはははっ!」

「最初っからやってくれるねー!」

「うふふふふふっ!」

「アサっ!」

真っ赤になって、若武が叫ぶ。

私は、若武に最っ高の微笑みを投げてから、言った。

「私は、あなたたちが来る前からカフェテリアの前にいた。
でも若武は、待っていた私に気付かなかった。よって、若武のメンツは丸つぶれよ!」

ビシッと若武を指差す。

決まったっ!

呆気にとられる若武。

それを見て、黒木君、上杉君、小塚君、アヤちゃん、私が大笑いしてしまった。

「若武…!」

「若武の…メンツ…!」

「こんなに大爆笑したの…久しぶりだなぁ!」

「うふふふふふっ!」

「おい、笑うなっ!」

周りの人たちに迷惑顔をされて、
すごく迷惑だろうなぁ、とは思ったけど、どうしても笑いが止まらないっ!

そして、若武は、私たちが笑っている間、ずっとムクれていた。

私たちの笑いがようやく収まった頃、若武がムクれたまま言った。

「おいっ、もういいだろ!」

私は、ちょっと笑いすぎたかなぁ、と反省した。

皆もそう思ったらしい。

「ごめんなさい。」

「笑いすぎちゃって…、ごめんね。」

「若武、ごめんね。」

「悪いな。」

「若武、ごめん。」

若武は、すぐに機嫌を直した。

現金なヤツ。

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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀・*)ネッ☆ (2017年6月2日 18時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです!頑張れandこれからもよろしく( *´艸`) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀`*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか? (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう! (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:希緒 | 作成日時:2015年10月18日 4時

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