KZに会うっ！〜アサside〜［12］ ページ14
じゃあ、いっその事…。
「髪も結んだら。」
私が言うと、
「アサ、結んで！」
私に
智絵は自分で髪結べないんだった…。
墓穴掘っちゃったなぁ。
もう、早く自分で結べるようになってよっ！
「はいはい…。」
私は、(やや雑に)智絵の髪を結んだ。
「はい、出来た！早く行くよ！」
「雑なんだけど？」
「そう？食べ終わったらやってあげるから。」
「でも…。」
まだ何か言おうとしている智絵をにらみつけて、
「もう、早く行くよ！？」
やや強引だっていう事は分かってるけど、智絵が遅いんだからしょうがないっ！
とにかく、今は朝ご飯が待ってるんだから！
私は、階段を駆け下り、自分の席に座る。
「いっただっきまーす！」
智絵が慌てて駆け下りてきて、自分の席に飛び込む。
「いっただっきまーす！」
「智絵、ヒジつかないでよ。」
私は注意する。
「ふぁーい。」
口の中にご飯を入れながら返事する我が妹。
全く、なんでこんなにお行儀悪いんだろう…。
ナゾっ！
「だから、あんたはお行儀悪いの！」
私はもう1度、注意してみた。
直らないのは分かってるけどね…。
注意して直るんだったら、とっくに直ってるはず。
私、もう10000回くらい注意したもの。
そして、超・お行儀悪い我が妹は、私より先にご飯を食べ終わってしまったのだった…。
私が智絵のお行儀の悪さについて考えている間に。
全く！
急いでお茶碗についたご飯粒を食べる。
お米には、8人だか9人だか忘れたけど、結構たくさんの神様が宿ってると聞いた事がある。
だからご飯粒もなるべく残さないように食べている。
そうして、私は食後のりんごを食べてお茶も飲みほし、お皿などを片付けた。
「ご馳走様でした。」
ふぅ…。
食べ過ぎたかな…？
ヤバい、太るかも。
ちょっと心配。
部屋に戻って勉強していると、ノコノコと智絵がやってきた。
「髪結んで。」
はぁ…。
忘れてた。
「櫛貸してよ。」
髪を結び直した。
「これでいい？」
「うん！」
智絵はポシェットを肩にかけて出て行った。
ホント、小さい子は単純…。
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希緒 - 楠なーさん» ありがとandこれからも宜しくd(ゝ∀･*)ﾈｯ☆ (2017年6月2日 18時) (
レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー - 希緒さん» りょーかいです！頑張れandこれからもよろしく( *´艸｀) (2017年6月1日 11時) (レス) id: 7164bf1d64 (このIDを非表示/違反報告)
希緒 - 楠なーさん» ありがと(*´∀｀*) でも、取り敢えず自分で頑張ってみよっかな お手上げになったら宜しくお願いします(笑) (2017年6月1日 0時) (レス) id: 6b330cfe2f (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 続編の行き方教えましょうか？ (2017年5月29日 0時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
楠なー(プロフ) - 希緒さん» 普通に尊敬するよー。だからコメントも評価もしたし。ありがとう！ (2017年4月30日 22時) (レス) id: 20b5ed2b90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希緒 | 作成日時：2015年10月18日 4時
