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次の日



今日は新曲のMV撮影が一日中
あって現場までは車で行く。
事務所に寄ることがないので
あのカフェには行けない。




「そういえば、蓮と瑠姫帰るの遅かったね」



たまたま車で隣に座っていた
奨くんが俺と瑠姫を交互に見て言った。



「昨日歌の練習終わってから、ダンスの自主練してたんですよ」



「なるほどね」



「なんかありましたか?」




僕が奨くんに昨日のことを話してると
瑠姫が問いかける。
すると奨くんは何も、と言って
耳にイヤホンを付けて音楽を聴いていた。




僕たちも現場に着くまで
各々好きなことをする。
今車に7人ほど乗っているが
各自好きなことをしている。





僕もイヤホンを耳につけて
好きなアイドルグループの曲を聞きながら
考える。
もちろん仕事のことやダンスのことも
考えるけど
何より一番脳裏にチラつくのは
Aちゃんのことだった。



「今日は行けないな」



聞こえるか聞こえないか
わからないぐらい小さい独り言を呟き
これ以上彼女のことを考えると
集中できなくなる。




「仕事仕事!」




少し大きい声でそう言いながら
両頬をペチンペチンと2回叩くと
隣に座っていた
拓実がびっくりして
どうしたんすか、と言ってきたけど
それを聞こえてないふりをした。



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nanako(プロフ) - 蓮くん頑張れー!! (2021年9月28日 0時) (レス) @page39 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソヨン | 作成日時:2021年8月15日 23時

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